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2006.02.22

「仕事を通して成長する」の成長って??

お取引先の社員募集のHPコンテンツを考えることになった。


作業の過程で、「こういう人と働きたい」とか「こういう人とは働きたくない」という話をヒアリングすると、「仕事を通じて成長することを望む人」というキーワードがでてきた。


非常にいい言葉だ・・・


が、「なぜ成長をするのが大切か?」と本質論への突っ込みが入ったら皆さんはどう答えるだろう、と考えた。

記憶では、僕がこの言葉をはじめて聞いたのは大学生、就職活動の時だ。


「仕事を通して成長をするんだよ!」とあるベンチャー系会社の説明会に行った時に社長が熱く語っていた。


いまだったら「なぜ成長をしないといけないのですか?」くらいの突っ込みは入れるだろうが、当時の僕は、「仕事をすれば知識や技術が増える。経験も増える。それが成長をすることだ!」と僕はすぐにでも仕事がしたくなった。


当時の僕が「なぜ成長することが大事か?」と聞かれたらきっと困っただろう。「大事だと思うから大事なんです」くらいのことしか言えなかったのじゃないかしら?きっと。


話は全く変わる。


僕は26歳からの2年間を無職(夢職?)として過ごした。で、お金を貯めては海外にでかけた。


いろんな国を訪れるとさまざまなことを知っていく。


パキスタンとインドのカシミール紛争だとか、チベットの独立問題だとか、クメール王朝の歴史だとか、ミャンマーの仏教文化だとかが具体的な問題、歴史事実としてリアルに存在することを知る。


で、新聞の国際面の読み方が変わる。世界の歴史を勉強したり、言葉を学びたくなったりする。シンポジウムにいったり、現地の人と友達になったりする。どんどんど世界が広がっていったりする・・・・


さて、これは「成長」といえるだろうか?


かつての僕は思った。知らない事を知っていくこと、それが「成長」だと。だから、旅をしていくと新たな発見があるたびに成長感(?)を味わった。


が、今は違う。知らない事を知っていく事、それは成長でもなんでもない。知らない事を知った、という事実だけだ。成長とはそこから先のフィールド、だ。


(でないと、友達とも付き合わず、仕事もせず、自宅でテレビゲームしかやらない人も成長している、といことになってしまう。確かにゲームの技術は成長する、だろうけど・・)


では、僕の考える成長とは何か?


それは、気づきを増やすということ。


「これはこうした方がいいのでは?」だとか「自分はこれが問題ではないか?」だとか「クライアントにはこれがいいのではないか?」だとか・・・そんな気づきを得られることが、自分の成長、だ。


ある人は気がついて、ある人は気がつかない・・・これは関心の差であり、気づきの差だ。これが長い年月がたつと大きな違いとなってきたりする。


いい仕事をすることも、いい人間関係を築くのも、将来の夢を描くのも、すべては自分の気づきがスタートラインだ。仕事を通じてその力を得ることが「成長」だ。


旅をしていたら知識が増える、経験も増える。喜怒哀楽の中でさまざまな気づきもあったりする。が、仕事をしているほどの気づきは得られない、というのが僕の実感。


嫌な奴とは付き合わない、嫌な場所は移動する、なーんて旅行していても、仕事をする以上の気づきなんか得られるもんじゃない。旅は面白いから行く、に限る。それ以上でもそれ以下でもなし。ましてや気づきなんて得にいくもんじゃない。(あくまでも自論)


仕事には気づきのエッセンスがたくさんつまっている。1日の労働時間の中でどれだけ「気づき」の力を磨いていけるかが僕は職業人としての勝負だと思っている。


そんな「気づき」が積み重なると、人としての成長になって、成功(但し、これには運と不運とがあるので100%ではない)に結びつくと信じているのだが・・・


いつもながら言うのは簡単ですけど・・


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追記
今日はジムのインストラクターの引退レッスンです。あまり好きなイントラではありませんでしたが、ちょっとしたイベント(?)を企画しました。ブログネタになればいずれアップします。

February 22, 2006 |

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Comments

sanaveさん コメントありがとうございます!「気づき」というスタートラインに立つには、いろんなことに手を出して「あいたたた」という経験や、「これはいいや!」という体験を一つでも多くすることではないでしょうかね。その中で「気づき」の力を増やしていくことが成長、だと思ってます。「気づきを高める本」なぞに手を出しては絶対にアウチ、思考省略の際たるものだと思います。

Posted by: 大塚和彦 | Feb 27, 2006, 12:06:15 PM

最近のブログネタは結構哲学的で、太刀打ち出来ませんでしたが、ブログは毎日拝読くさせていただいております。本日の「気付き」ですが、誰もが仕事をする上で、「気付き」を経験しその分だけ成長するのか?というと必ずしもそうでは無いと思います。アンテナを張り巡らし、貪欲に自分のものにしようと思っている人はどんどん「気付き」、どんどん「成長」するでしょう。しかし、アンテナを張り巡らさなければ人よりも「気付く」回数は少ないし、せっかく気付いても「自分には関係ないし……。」と無視してしまう人もいます。そういう人はどれだけ仕事の経験を積んでも、成長は出来ないと思います。確かに「気付き」はスタートラインではありますが、まずそのスタートラインに立つにはどうしたらよいのか?とも考えます。

Posted by: sanave- | Feb 22, 2006, 2:39:53 PM

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