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2006.10.30

ストロングスタイルよ永遠なれ

「燃える闘魂」


僕の好きだったアントニオ猪木さんを象徴するキャッチフレーズ、だ。

Scan

このフレーズを聞いた時に、プロレスマニアの40代(もしくは30代の方も??)の方であれば、あるシーンを思い浮かべるかもしれない・・・。


流血にそまった顔面を相手に向けながら「もっとこい、この野郎」とすごい形相でにらむ猪木さんの姿、だ。


そう、昭和の時代(たしか、昭和56年くらいまでだったかな)のワールドプロレスリング(金曜日の20:00〜)のオープニングのシーンだ。


この当時「猪木さん=ストロングスタイル」、「馬場さん=ショーマンシップ」という図式ができていたが、その原因の一つがこのオープニングシーンの映像だ。(あくまでも持論です)


だって、毎週毎週、猪木さんのレスラー人生の中で最高の映像がテレビで流されるのだから、多感な小学生(その多くは、「俺も強くなりたいなあ〜」と漠然と思っている。でも努力はしたくない 笑)がはまらない訳がない・・・・。


実は、そのオープニングシーンで猪木さんと戦っていたのが頭突きの名手・大木金太郎さんだ。


猪木さん、馬場さんとくらべると派手さがないので今一つメジャーではないのだが、一時期は「猪木、馬場、大木」で三羽烏などを呼ばれたこともある実力派、だ。


その大木さんが先日亡くなった。


晩年のレスラー人生は決して恵まれたものではなかった。


自身が団体を持たなかったために、猪木さんや馬場さんらの団体を主戦場にして戦うことを余儀無くされた。ともすると実力はありながら、「噛ませ犬」っぽくスター選手の引き立て役として扱われたこともままあったようにも1ファンとして思う。


が、大木さんは僕の中でとてつもない存在感のあるレスラーだった。それが冒頭の「大木VS猪木」の戦いだ。


当時、日本人と外国人(主にヒール役)の戦いが主流だったプロレス界において、この戦いはセンセーショナルだった。頭突きの猛攻に耐えて、最後は綺麗なバックドロップで決着がついたこの戦い、派手な技も飛び出さず、格闘家らしからぬパフォーマンスもなく、まさにストロングスタイルの原点のような戦いであった。


僕は今の格闘技に関しては、「テレビではよく見るが、チケットを買ってまでみようとは思わない」というスタンスでいる。


それは、無意識のうちに「猪木VS大木」といったとてつもない名勝負と比べてしまう自分がいるから、だ。それは一生懸命に戦っている格闘家に対して、選手に感情移入しているファンに失礼だからだ。


さりとて、僕は格闘技が嫌いではない。


いつか「猪木VS大木」のような、見ただけで鳥肌のたつような試合をライブで見られたら最高だ、とは常々思っている。


そんな戦いを繰り広げた大木さんの訃報、心よりご冥福をお祈りしたい。


追記
早いもので10月も終わりです。10月はジムばかりで体にガタがきました。11月は読書強化月間にしようと思ってます。

October 30, 2006 |

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