突然の出会いの後に・・・
アメリカンショートへヤーなどの人気猫が売り場で一番いい場所で売られている中、彼はハムスターの隣で小さいゲージにいれられてました。
それも、「30パーセントOFF」の値札を貼られて・・・
去年の7月に山口県で生まれたそうですが、どう考えても売れ残り感いっつぱいの猫でした。
やたらと僕ら夫婦に愛嬌がよく、遊んでくれます。
けど、ビジュアル的に万人受けしないんでしょう・・・
「どーする?」
妻がいいましたが、即決はできませんでした。やはり、亡くなった猫のことが頭をよぎったので・・・。
「じゃっ、いこうか」
とゲージを後にしようとすると、その猫は遊ぶのをやめてふて腐れて寝てしまいました。
「『お前らもさんざんと遊んで最後はそうかよ!』」といってるみたいじゃない?」
その妻の言葉が妙に耳に響きました。
それから、3日後、僕らは彼(彼女?)の面倒をみることを決意しました。
で、翌週の日曜日に家に連れてこよう、と予定を立てました。
それからは、毎日ソワソワの日々が続きました。好きなジムにいく日数も減るな、と覚悟を決めました。
あまりにも気になったので、今の様子をみにいくことにしました。
「来週は連れていってやるからな」と一言だけいいにいこうと思いました。
が・・・
すでに売約済み、でした。
何でも僕が店にいく寸前に、40代の御夫婦が即決で買っていかれたと聞きました。
猫好きで人のよさそうな御夫婦だったそうです。まずはそれに安心しました。
次いで、この間決断していれば、と思いました。後悔先にたたず、と思いました。
その後、これも運命だしな、と思いました。彼とは出会う運命になかったのかな、と思いました。
物事には何かしらの肯定的な意味が内包されている、とよく聞きます。
この出来ごとは僕に対してどんなメッセージを投げかけているんでしょうね?
それにしても残念だった・・・あんな出会いってそうそうないしね
追記
今週の木曜日〜金曜日は熱海で研修会です。最近はジムにいって体ばかりつかってるので、たまには頭も使わないと、と。
January 16, 2007 | Permalink
Comments