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2007.08.28

経営と「物語り」と

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優れた組織に存在するもののひとつに「物語り」があります。


経営哲学やビジョンはそれ自体では、絵に描いた餅でしかありません。組織に何の力も生み出しません。


実際の業務を通じて生まれた「物語り」だけが経営者の哲学やビジョンに息吹を吹き込みます。


この「物語り」は黙っていても組織には生まれにくい、という性質をもっています。本や映画などの「物語り」には必ず作者の存在があるように、「物語り」を意図的につくる人の存在が必要となってきます。


まずは、経営者が自分の「物語り」を自分の言葉で語ること。


そして、次第に社内に「語り部」(これは、古参社員がなることが多いです)的な人が自然にうまれてきて、「物語り」は生まれていくことが多いようです。


僕がブログを書く理由の一つがこの「物語り」をつくることです。


僕は多くの人が本や映画といった「物語り」に共感するのと同様、「自分が所属している組織の物語り」を知りたい願望があると思ってるからです。


今回、僕がつづっていた「物語り」がきっかけとなって『平成社長物語』という本に登場させていただくことになりました。何でも「経営者、企業家たちの言葉で綴る18のストーリー」だそうで、大変に光栄なことです。


もともと、このお話をもってきていただいたのは、大学時代に大変お世話になった先輩、からでした。


僕が大学4年生の時に大学の格闘技系団体の委員長なぞを拝命したときに、OB代表としていろいろとご指導いただいたのがこの先輩とのきっかけですから、もう15年ほどのご縁になります。


改めて人様のご縁を感じた次第です。ありがとうございました。


本は書店やアマゾンなどで購入できるそうです。この本がきっかけとなって、新しい「物語り」が生まれたらいいですね。


追記
NHKで放送していた「プロジェクトX」は、組織の中での「物語り」を一般の人にわかりやすく伝えた秀逸な番組だった、と思います。


セコムの社長がこの番組で取り上げられたときのこと。


エンディングで創業時の事務所(どこかのビルの屋上のプレハブで6畳くらいのところ)を何十年かぶりに訪れるシーンがありました。


「なつかしいねえ~」なんて昔を思い出す社長にもらい泣き。。。。


映画や本に全く感動しない人がいないってのを見てもわかるように、人間は潜在的に「物語り」を求める生き物なんだと僕は痛感しました。

August 28, 2007 |

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Comments

sanaveさん> ! コメント返したつもりだったのが返してませんでした(汗)今、気づきました・・・

先日、社長にお渡ししたので、もうご覧になられたかしら??ぴんとくるようだったら社内で書籍化の提案でもしてください(笑)

Posted by: 大塚和彦 | Sep 11, 2007, 10:50:22 AM

こちらのコメントご無沙汰しております(^-^;)
すみません、ちょっとサボっておりました。。。
と、久しぶりに覗いて見ましたらこんなHOTなニュースが!!
初著書になるのですか?
おめでとうございます!
必ず、読ませていただきます!
職業上、書籍はネットショップでは極力購入せずに、書店で購入するように心がけています。
さっそく、探してみます!

Posted by: sanave- | Aug 30, 2007, 7:19:05 PM

Kazuさん> コメントありがとうございます!出版お祝い、ですか・・・・??分不相応です・・・・・ お祝い事はもっと大事なときにとっておきましょうよ(笑)

Posted by: 大塚和彦 | Aug 29, 2007, 10:56:26 AM

出版おめでとうございます。
読むのが楽しみですっ

さて、御祝いしないといけませんねぇ笑

Posted by: kazu | Aug 28, 2007, 12:45:46 PM

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