私の経験からいうと、って言葉を考える
テレビを見ていたら、宮崎県の知事が某党首と討論会をしている映像が流れていた。
道路の特定財源がどうの、とかいう話のようだ。
「私の二十数年の国会議員の経験として・・・・」と某党首の語った一言に対しての、宮崎県の知事の切り返しはすばらしかった。
「経験云々いわれても困っちゃうんですけどね・・・・」
そう、国政経験豊かな党首が、地方自治体のトップとしての経験が浅い知事に対してこの言葉をいってしまっては、宮崎県知事としてはどうしようもない。
こんなでは、議論が効果的に発展していくはずがないだろう。経験ある人が経験を口にした時点で、「それをいわれちゃ困ります」ってなっちゃうしね。
この図式は別段、政治の世界だけではない。どこの世界にも経験至上主義の人がいる。
確かに、経験はお金で買えないものだ。センスや直感やひらめき、のようなものは経験が重要なファクターとして存在しているのも分かる。
けど、経験なんてのは「あの人は経験が豊かだ」って形であくまでも第三者に対して使う言葉であって、「自分はこんな経験がある」みたいな自分を指していうものではない、と僕は思う。
すんごい経験をしていても初心者のように振舞える人、そんな人が一流の政治家であり、ビジネスマンであり、スポーツ選手であったりするのだろう、と。
自分も時として「経験」にすがりたくなる時があるので要注意、と。
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February 25, 2008 in プチ経営の哲学 | Permalink
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