« 週末からタイにいきます | Main | 頑張る、って言葉について考える »

2008.06.13

経営者は孤独だ、ってことに対してのプチ考察

中小企業の経営者の精神力を摩耗させることの一つに、「社員さんの退職」という問題があります。


新しい人を採用するためにコストがかかりますし、面接なりスカウトなりをしないといけません。業務の引き継ぎに関して考えないといけませんし、業務分掌を見直す必要もでてきたりします。


今までは「だいたいこんな感じ」って伝えてればよかった業務が、ひとつひとつ説明をしなくてはならなくなったりします。


けど、僕の場合はそんなのは表層的な問題です。


仕事を教えたりするのは経営者の大事な仕事ですし、業務の見直しをすることは、今までの業務を見直すいいチャンスでもあります。新しい方との面接は刺激がありますし、仕事を振る時のもどかしさのようなものも多くの場合は時の経過が勝手に解決してくれます。


精神的にダメージがくるのは「なんだ、自分がこれからやっていくことに協力してくれないんだ」といったような寂しさ、のようなものでしょうかね。


いままで社員さんがやめていく理由にはいろいろとありました、


「海外に住みたい」「ワーキングホリデーに行きたい」といって海外にいってしまった人がいました。「結婚を機に」といった人がいました。「自分で商売をしたい」といってフリーとして独立した人もいますし、「新しい職業に就きたい」といってやめた人もいます。


お取引先に転職していった人もいましたし、ある日いきなり会社にこなくなった人もいました。


それら一つ一つの本当の本当に理由なぞ、会社の代表者としての立場の僕には分かりません。


こちらから「何でだ!?」といって必要以上に問いつめたりする気持ちもさらさらありません。そもそも、行動を起こす理由なぞ様々な要因がかかわっているでしょうからね。


けど、どのパターンであっても「自分の人生は自分で決めていく」ってことに対して肯定的にとらえたい気持ちがある裏腹、一抹の寂しさがあったりするのです。


よく、「経営者は孤独だ」みたいなことをいう人がいます。


僕は、この言葉が「社員さんには経営者の気持ちが分かんねえだろ」って語感があるような気がしてあまり好きではないのですが、こと「人が辞める」って局面になると「やっぱそういうものなのだな」って思ったりします。


「退職するのが前提」といった会社にシフトしてしまえば、寂しさのようなものは感じない(感じにくい?)のかもしれませんが、こんな会社は僕自身の美意識に大きくひっかかります。


将来的にも「社員さん退社の際に寂しさのようなものを感じる」って会社であり、個人でありたいとは思ってます。


追記
今日から関西に出張です。

June 13, 2008 |

TrackBack


Listed below are links to weblogs that reference 経営者は孤独だ、ってことに対してのプチ考察:

Comments

Post a comment