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2008.12.17

転職と「やる気」のコントロールについて

「日本じゃ最悪、何をしたって食べていける」


旅をしていた頃、知り合った旅行者と飲むとよくそんな話になりました。


当時の僕は26歳とか27歳。拓銀や山一証券が破綻し、「不景気だ」といわれるタイミングで会社を辞めて旅にでていましたが、冒頭の言葉に異を唱える人はほぼいませんでした。


あれから10年あまり。「景気は回復した」といわれながら、多くの人にとっては生活感覚としての回復を感じないまま、再び不景気に突入したといわれています。


仕事がないのはともかく、住むところや食べることさえままならなくなっている人が増えている、とも報道されています。


実情はよく分かりません。


10年前にもそういう人はいたでしょうし、今現在だってテレビや新聞がどんなフィルターをかけて「事実」を報道しているのかよく分からないですから。


近くにも「仕事は選ばなければある」という人も数多くいますし、事実、毎週のように求人広告を出している会社もあります。(僕は新聞の求人広告を見るのが無職時代からの習慣になっています)


こういうことに関して僕は専門家である政治家や行政に任せるしかない、と思っています。たとえ、それが役不足、と感じててもですね。でなきゃ、自分がその役を変わるしかないでしょうし。


会社を運営する使命を持つ者の役割は、できる限りの雇用を増やし、協力業者に仕事が回るようにし、新しい商品や企画で市場の需要を喚起することをたんたんとするしかありません。


「不景気」の何が怖いか、というと僕らの「やる気」が削られてしまうことです。


面接で断られるたび、求人広告の年齢制限を見て自分が対象外だと知るたび、僕らの「やる気」は確実に削がれていきます。


これは、一個人の問題としても大きいですが、国全体の問題としても大きいと思います。人間の無意識は共鳴し合ってるなんていわれますし・・・。


僕が今、転職活動をする側の立場だったら15社ほど応募をしてダメだったらまずは時機をみます。一度、転職活動から外れます。


そして、借金してでも旅にでます。


長く旅する功罪はいろいろとあるでしょうが、「やる気」になる人との出会い、「やる気」になる話、「やる気」になるできごと、そんな出会いの可能性が高くなると思います。


それは「やる気」をいたずらに消耗させないばかりか、自身の「やる気」の補充にもなります。


転職の相談などをしていると、「やる気」はあるけど「やる気」を削がれている感があるな、と感じる方がいらっしゃいます。


で、あれば全く頭をシフトするのも一つの方策か、と。焦ってもしょうがない時はどうしようもないですからね。

December 17, 2008 |

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Tracked on Dec 17, 2008, 11:53:36 AM

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