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2009.03.27

人材の採用について考える

「もし仮に1年前のあの時に、この人を採用していなかったら大変なことになってたな」


1年後にそう思える採用


それが、中小企業の理想な形の採用だと思ってます。


(さらに言うのであれば、働いている側が「1年前のあの時にこの会社を選んでよかったな」と思えれば最高です。)


新しい人がどれくらいで会社に貢献をもたらしてくれるか、という観点での採用は僕は基本的にしていません。


人間は本質的に「所属している組織に貢献したいものだ」という前提に立っているので、そもそも「貢献をもたらすか、もたらさないか」という発想がそもそも嫌いです。


貢献をもたらせないのは多くの所属している組織の環境が悪いから(または、自分とは合わないから)なんでしょうし、その環境を整備しようとするのは会社の代表者の仕事の一つでもあるでしょうしね。


うちの会社は来月で所属している人がすべて社歴1年以上という状況になります。詳しく調べたわけではないですが、9年目の歴史の中で初めてじゃないかしら・・・・。これは、非常に心強いことでもあります。


中小企業が大手企業に比べて弱い点はいくつもあるでしょうが、人材の流動が激しい、という部分は大きな点だと思ってます。それが、個々人の持っている暗黙知や深いレベルでのノウハウが会社に蓄積されにくくなってしまっては、いつまでたっても自転車操業(?)の経営ですしね。


追記
モノの本などを読むと、会社が社員さんに対して貢献を求めていながら「どのような貢献を求めているのか?」が明らかになっていないケースなんてのも日本の中小企業の現場にはよくあるように思います。


貢献を求めるのが悪い、とは思いませんが「自分の考える貢献とは」を代表者が自分の言葉で説明するのは大事だと思います。

March 27, 2009 |

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