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2009.04.27

ビジネスの立ち上げ期にこれをしたらいいんじゃないか、と思うこと

「○○というビジネスを考えてるがどう思うか?」という話を受けることがあります。


具体的な計画書がある場合のありますし、思いつきのジャストアイデァだったりすることもあります。


僕は仕事の立ち上げ期に大事なのは、「やる気の火種を消えさせないこと」だと思います。


計画を具体化していくと必ず「やらない方がいいのでは」といった要因が存在してきます。競合会社の存在であったり、厳しい利益構造であったり、人材や設備がかかりすぎるであったり・・・


ただ、成熟化した市場の中では「誰も考えていないアイデァ」、「誰も気がついていない市場」、「誰も気がついていないクライアント」・・・・これらはすべて幻想でしかありません。


経営の世界にも「天才」という人はいると思いますので自らをそう定義するのであれば別ですが、普通の人がビジネスを展開していく時には上のような幻想を抱くとどんどんと行動ができなくなっていきます。


だって、そんなのは先人の経営者が考えて考えて、今の日本の市場があるわけですからね。「自分が考えていることくらいは、日本全国で30人くらいは考えている」―まあ、そんなものじゃないか、と。


それよりもまず大事なのは、「自らの頭にあるものを形にしていく作業」だと思います。


僕ならまずスケッチブックを買ってきます。で、「自分が何をしたいのか?」「何がお客さんや仕入れ先に提供できるのか?」「競合会社にはどんなところがあって、そこが何をしているのか?」を思いつくまま書いていきます。


で、どこに行く時にもそのスケッチブックを持っていきます。それは、「やる気の火種を消さないため」です。


逆にいえば、「プライベートの場所にまでスケッチブックを持っていくのが面倒であれば、その程度のやる気」なんじゃないかと思います。だって、会社を立ち上げるってことは「仕事以外の時間も仕事のことを気にする」って状態にならないといけないでしょうからね。


そんな作業を続けていくと、すんごく細かいところで「自分なりの強み」が出てきたりします。「他人にはない価値観」のようなものがでてきたりします。そんな「個性」を発見し、紡いでいく作業が大事か、と。


「深いレベルまで考えた上での計画」


そこには、かならず自らの個性が出てきます。で、その個性が顕在化することにより、計画は一気にパワーを帯びたものになってきます。迫力を帯びたものになってくると思います。きっと、一言一言の言葉にも言霊が宿っているでしょう。


そんな作業がお客さんや仕入れ先に対して説得力を生み出すのか、と。


誰も初めは初心者です。立ち上げのやり方や方法はいろいろとあると思いますが、あまり多くの人の意見を聞き過ぎないことも大事か、と。


皆、言うことは違うでしょうからね。そこには「個性」が色濃く存在するでしょうし。


それらすべてのいいとこどりなんてのもできないでしょうし。


まずはいろんな意見を総合して、「一番自分がいい!」と思ったやり方をやっていくことが大事か、と。「合わない!」と思えばやめて、やり方を変えればいいだけの話ですしね。

April 27, 2009 |

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