« 起業するのにお金はいくら必要か? | Main | 消費を喚起する、というのもいいけれど »

2009.04.20

彼はその昔、旅人でした

「彼はその昔、旅人でした」と、ある席で紹介をされました。


で、ある感情(?)を思い出しました。

僕が旅に出たのは26才の時です。旅に出た理由は書けば書くほど、話をすればするほど事実から遠ざかるような気がするのでよく深堀りしてませんが、そのひとつに


「俺はその昔、旅人だったんだ」とオヤジになってから言ってみたい


という気持ちがあったようなきがします。


「自分は○〇大学の卒業生なんだ」だとか「○〇の仕事をしてきた」だとかいうよりも、「元旅人」っていう方がなんとなくインパクトあるかな、と。かっこいいかな、と。


当時の僕は、「将来、教育の仕事に従事したい」って考えがあったのですが(今もあります)、「元旅人」なんて先生がいたら素敵じゃないか、と。


でも、実際にオヤジになった(?)今、すっかりとそんな感情は忘れてました。


今の僕にとっての「旅人」生活は、人生のある時期のよき思い出でしかありません。1日数百円で暮らしていたあの生活を再びやろうと思う気持ちもないですし、やれても当時のように楽しめるような気もしません。


現在の僕にとっての「旅」は、26~28才くらいの人と話をする時に、「ああ、このくらいの年齢の時に旅をしてたんだな」と思ったり、ミャンマーやチベットなどの新聞報道を見ると「現地で知り合ったあいつらは元気かな?」と思いをはせるくらいでしかなかったりします。


そんな僕にとっての「旅」とは何だったんでしょうね?


このブログも「元バックパッカー云々」というタイトルですが、元バックパッカーってのにはあまりこだわってない自分もいたりして・・・・てか、最近はそれに違和感を感じてきていたりします。


ただ、僕の性格形成(?)において「旅」の果たす役割は非常に大きかったな、と。


周囲の人や環境をうらやむ気持ちがだんだんとなくなってきたり(当然、全部はなくなってませんよ。特に素晴らしい才能の持ち主には時に嫉妬します 笑)、「何をしても生きていけるんだ」と思えたり、「成功するとかしないとかじゃなくて、ネタを探す生き方をしよう」と思えたり


これは旅をしてからのことかな、と思ったりするのです。


それ以上に「自分にとっての旅とは何だったのだろうか?」などと考えると、せっかくの思い出が霧散してしまうような気がしたりもするのです。


「何だろうか」って考えてもしょうがないことは考えない


そいや、こう思うようになったのも旅に出てからかもしれませんね。

April 20, 2009 |

TrackBack


Listed below are links to weblogs that reference 彼はその昔、旅人でした:

Comments

Post a comment