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2009.06.22

100万人のキャンドルナイト

100万人のキャンドルナイトに参加するため、増上寺までいってきました。


夏至の6月21日の夜8時から10時までいっせいにでんきを消してスローな夜を迎える、というイベントだそうです。

Syasin2


増上寺の近くにある東京タワーも午後8時のカウントダウンででんきが消されました。
Syasin


昨今、エコブーム、なんていわれてます。


スローな生活を取り戻そう、なんてムーブメントもあるようです。


僕はこの流れが嫌いではありません。けど、何かをしているかといわれると何もしていませんでした。


けど、ある時から「人間の光と闇」について考えるようになりました。光ばかりが取りざたされて、闇の部分に蓋をしてしまっている今の社会の功罪について、です。


例えばポジティブシンキング。


前向きに考えることは仕事をしていてすごく重要なことです。けど、ずーっとポジティブシンキングをしていて大丈夫、という人が僕らの社会にどれだけ存在しているでしょう。


「前向きになりたくてもなれない時」「前向きになれない自分に嫌気がさす時」・・・そんな自分自身に蓋をして「前向き」になることがどれだけ僕らの精神を傷つけているでしょう。


そんなことを考えるとき、「光と闇とを共存している自分を認める」ということの大事さを思ったりするのです。


24時間明りの消えない社会で生活を営んでいる僕らは、闇と接する時間が極端に減りました。もともと、「闇の世界とは妖怪の棲む世界で、人間の闇の部分と向き合う時間だったのだ」とある大学教授に聞いたことがあります。


意識的に生活に闇を取り戻すだけで、僕らは見えないものを見ることができるのかな、と。で、今の時代は闇の中で見えるものこそが大事なのかな、と。光は黙っていても僕らの生活をとりまいていますからね。

June 22, 2009 |

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Comments

凛々さん> コメントありがとうございます!光と闇、愛と恐れですか

チベットを旅していた時、テンシャン山脈で真夜中に高山病で倒れたことがあります。どんだけ間を開いても眼が慣れない暗さの怖さは薄れていく意識の中でなんとなく覚えてますね。もうちょっとでバスに乗り遅れておいてけぼりをくらうところでしたので・・・(汗)

大学の先生がいわれていましたが昔は子供をしかると押入れに閉じ込めたりしましたよね。あれは「闇の怖さ」を知らせるため、だとか・・・・。

闇を知るからこそ知る光の明るさ 僕らは闇に蓋をしがちが社会を生きているのでたまには意識することは必要かもしれませんね。

と、考えると景気悪化にも意味があったりするのかな・・・と。

Posted by: 大塚和彦 | Jun 26, 2009, 11:12:59 AM

以前のコメントに書いたモロッコの新月の砂漠の話なのですが、
月明かりもない真っ暗な砂漠で、その方は突然耐え難い程の恐怖感に襲われたそうです。
そして その恐怖の後にやってきたものは 感動と幸福感だったそうなのです。
以前「愛と怖れ」という本を読んだ事があります。
人間の感情は基本的には「愛」「怖れ」この2つしかないと。

光と闇 愛と怖れ

その闇や怖れの部分に蓋をせず 向き合うことで本当の光が訪れるのかな~と思ったりもしました。
長々とスミマセン…

Posted by: 凛々 | Jun 23, 2009, 8:36:16 PM

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