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2009.06.15

経営者の人となりを理解する、ということ

新しい社員さんの採用面接がここ1カ月ほどありました。


うちの会社は、一次面接は僕が面接官になります。(アポイントなり、その他の事情で出れないこともままありますが)


それは、面接にきていただいた方への最低限の敬意です。


「分からないことや質問を分からないままで帰させない」というのが僕の面接のポリシーですので、必ず質問をいただく時間を設けるようにしていますし、どんな質問にも答えるようにしています。(ただ、HPを見れば書いてあるような質問をされた場合は「HP見てください」というようにしていますけどね。面接前にHP見てくるなんてのは最低限の礼儀でしょうし。)


ほとんどが「仕事の具体的な流れ」や「業界の今後の動き」などがオーソドックスな質問ばかりなのですが、今回は「なぜ、ブログを中止しているのか?」だとか「どのようなお酒の飲み方をするのか?」だとか「チベットやミャンマーの政治問題についてどう思うか?」だとかなかなか厳しい(?)質問をいただきました。


でも、こうした質問を通じてその会社の代表者の人となりや性格が分かるんだったら、比較的リスキーな「転職」という活動そのもののリスクもだいぶ軽減されるのかな、なんて思います。中小企業の場合は会社社長の性格が事業に色濃く反映されますしね。


僕がブログを書いている理由のひとつが、「自分の性格についてわかっていただく」-この辺の部分です。


究極的にいえば、「永続する組織」は所属するメンバーがそのリーダーの性格に合うか合わないかという部分が大きいのか、と。そのための自己開示(?)はこれからの経営者はなんらかの形や手段でこちらからしていくのが望ましい時代になっていると思います。


「いわないでも理解する」


それが僕らの国の文化の特色、なんていわれたりしています。


けど、僕らをとりまく環境はその昔(高度成長時代など)に比べて、経営者の人となりを理解する余裕が少なくなっているのだと思います。ビジネスを行っていく上で必要な知識やスキルがここ数十年で飛躍的に増えましたからね、時間的に難しいんです。だから、仕事をしていく上で必要となるリーダーの性格や人となりの把握が不十分で、「いわないでも理解」がしようもなかったりするんです。


経営者の人となりを理解しないで仕事をする、というのは今の時代とってもリスキーだと思います。


僕がもし転職活動をするのであれば、代表者と面接ができないような会社にはいかないでしょうね。入ってから、「へええ~こんな人だったの・・」では遅いでしょうし。


面接は経営者が自分を見られている場、くらいに思うのがいいのか、と。二次面接を応募者の側から辞退される方がいらっしゃると「残念だけど、自分が面接してよかったな」と思うようにしています。

June 15, 2009 |

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