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2009.06.11

売上がさがる、について考える

「ここ最近、売上が下がった」という話をお取引先の代表者クラスからよく聞きます。


「世の中の市況がこうだからしょうがない」と考える方がいれば、「ユニクロなどは最高益を出しているのだから工夫が足りないのだ」と考える方もいるようです。


僕は、「大きな流れに一個人(一会社)は抗えない」と考えているのでどちらかと前者の考え方に近いと思います。そもそも、ユニクロさんなどが今期最高益を出しているのはここ数年(数十年?)の積み重ねの結果であり、昨年の秋以降に新たな打ち手をうった結果でもないでしょうしね。


けど、「市況がこうだからしょうがない」なんて話をすると反射的にネガティブな反応をされる方もいらっしゃいます。「経営者がネガティブになったり、守りの姿勢になったらいけないんじゃないの」と。


確かに、この手の論理(?)は正当性があるように思います


けど、こうした「売上はあがるもの」「売上はあげるもの」という考え方が行き着くところまで行きついて、今回の景気悪化の一因になっているんではないか・・・・と考えると、僕らの中の「売上」や「利益」に関しての考え方をまず改めないといけないのかもしれません。


「売上」も「利益」も永遠に上げていく、なんてのは今のように時代が成熟した中では神業です。イチロー選手が毎年打率とヒットの数をあげていくようなものでしょうしね。まずはこの呪縛(?)から経営者自身が自分を解放することです。


更には、「売上」や「粗利」が「お客さんのためになる打ち手を打つための原資」である以上、今の「売上」「粗利」の中で何ができるかを徹底的に考えることの方が必要ですし、「売上」や「粗利」が「社員さんがバランスをとれた生活をしていくための原資」である以上、今の「売上」「粗利」の中で何ができるかを徹底的に考えることの方が必要です。


いままでよりも「原資」がなくなっている以上、工夫だとかアイデァだとかの勝負になってきますしね。不況はチャンス、という言葉の一側面はここにあるのかと。


「経営者が待ちの姿勢になったらまずい」なんてよく聞きますが、こういう時代には「待てない経営者こそ先に自滅していく」と僕は思ったりしています。ネガティブになったって、打ち手を打たないって選択肢をしたっていいじゃないですか・・・。


待っていれば時代の風向きが変わったり、自分をとりまく環境にうねりがあったりしていくはずです。それを信じる姿勢が、「売上をなんとかあげよう」と一生懸命になるよりも重要ではないか、と。


不況期は大きな存在からそうした姿勢を問われているような気がしてなりません。


追記
1か月ほどお休みしてましたがようやく復活します!

June 11, 2009 |

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Comments

エルモリ―タさん>コメントありがとうございます!「適当」というのは大事ですね。ともすると修行僧のようにのめりこんでしまうので、適度に自分のペースでやっていきます(笑)またよければアクセスしてくださいね!

Posted by: 大塚和彦 | Jun 18, 2009, 10:13:37 AM

ずいぶんと長らく休んでたみたいだけど、無理せず適当にやっていったらいいんじゃない

たまにアクセスにやってきます!

Posted by: エルモリ―タ | Jun 15, 2009, 11:40:04 AM

ブログ復活したんですね!
ありがとうございます(*^-^)b

Posted by: 凛々 | Jun 14, 2009, 2:54:07 AM

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