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2009.06.17

中小企業の研究開発について考える

仕事で初めて海外にでかけたのは、ドイツのミュンヘンでした。


「ドイツのヒーリングフェスティバルがある」という噂を聞いて情報にあたったのですが、ドイツ語のHPばかりでどうしようもありません。


知り合いの知り合いにドイツで秘書をやられているフランクフルト在住の日本人女性がいらっしゃって、その方に「イベントがいつどこで開催されるかだけ調べてください!」とお願いをして、なんとかイベントの概要を把握、ミュンヘン往復の航空券だけ手にしてとりあえずドイツにいきました。


当時はバックパッカー気質が残っていたため、宿も全部現地手配。英語はそんなに得意ではないんですが、「会場につけば何とかなるだろう」と思っていました。


結局、4泊ほどしたのでしょうか。


「次に仕事で海外に行く時は絶対に通訳をつけて行く」という気づき(?)が一番の収穫でした。旅にでるだけならともかく、仕事ということになると言葉の障壁があって全く歯がたたない局面ばかりでしたしね。(でも、この翌年にアメリカのビジネスショーに一人で行って同じような失敗をするんですけどね。以降、必ず通訳同行です)


こんなことからうちの会社と海外とのお取引はスタートしました。


現在では、オーストラリア、アメリカ、ドイツ、フィンランド、カナダ、イタリア、中国、タイにお取引先がいらっしゃいます。


という話をすると「すげえ」とかいわれたりします。けど、言葉は違えど同じ人間ですし、「仕事をして高い付加価値を与えたい」と考えている人たちなんですから思いは一緒なんです。話をしていけば何とかなっていきます。


で、これが僕がいままで海外に出向いて得た肌感覚ですね。いわば、海外への実体験という「研究開発」をして得たノウハウ(?)だとか感覚のようなものです。


で、今後はその感覚を次の世代に伝えていこうと考えています。近々、アメリカのビジネスショーにでかけますが、通訳さんといっしょにうちの会社の社員さんを1人連れていきます。


で、海外のマーケットを実際に見てもらってそこで何を感じるかを体感してもらおうと思います。更にいうと、「海外と取引をするということはそんなに難しいのではない」ということを肌感覚で感じてもらえればと思います。


すると世界は一気に小さいものになってきますし。沖縄よりタイやベトナムの方が感覚的に近くなったりするかもしれません。そんな感覚って体験なしには得られないものですし、海外と仕事をして得られた個人的な感覚から次のビジネスが生まれてくる、と思うのです。


通訳さんも同行するのですから経費はそこそこかかります。


けど、海外へ行くこと目的を「仕入れ」でとらえるのではなく、「研究開発」としてとらえると一気に経費の性質は変わってくるように感じるのは僕だけでしょうか。


中小企業が大手企業にかなわないのは「研究開発」の部分です。通常の業務を行う人+αを採用して研究開発させるだけの余裕がないのです。


不況期は日常業務が落ち着いたりするので、「研究開発」に目を向けるいい時期です。で、何をもって「研究開発」をとらえるかで、これから先のビジネスは大きく成果を違えてくるのだと思います。


間違っても「研究開発」に経費削減のメスをいれてはならないと僕は考えています。

June 17, 2009 |

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Tracked on Jul 14, 2009, 1:16:40 AM

Comments

凛々さん> コメントありがとうございます!モロッコには5年くらい前にオランダ経由で行きました。サハラ砂漠砂は行ったのかしら・・・「アラビアのロレンス」を撮影したフィントという砂漠(石ばかりでしたけど)にいったんですが、あそこはサハラ砂漠だったのかな?


ちょうどラマダンの時期だったのでご飯にこまりましたが、マラケシュとワルザザードとかよかったですね!

時間があればスペインからモロッコまで船でいってチュニジアあたりまで足を伸ばしたいですが、いつになることやら・・。

新月の夜にサハラ砂漠いくとすごいんですか・・・なんかいいですね、夢があって不思議で!

Posted by: 大塚和彦 | Jun 18, 2009, 10:08:59 AM

突然ですが、
こんばんは。
大塚社長はモロッコへ行かれたことはありますか?

新月の夜にサハラ砂漠へ行くと、何やらスゴい体験ができるそうです。

Posted by: 凛々 | Jun 17, 2009, 8:16:17 PM

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