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2009.07.30

商品を陳腐化させる、ということ

うちの会社に、ロングセラーになっている商品(ヒーリンググッズ)があります。


発売以来で1年半ですけど、売れ行きは好調。広告宣伝はほとんどやってないので、完璧にロングセラーの流れに乗っている、と感じています。


「できれば長いことこの流れが続いて欲しい」と強く強く思います。なにせ、ロングセラーになる商品なんてそうさらさらないですからね。


けど、一方で「商品は誕生した瞬間から陳腐化していく」という宿命に商品開発者は目を向けなくてはなりません。


ある商品が誕生する、それが市場で受け入れられる、すると、それよりも素晴らしい商品が誕生し、今までの商品が陳腐化していく


これは世の中の常です。


重要なのは、誰が陳腐化させるのか、ということ。僕は、「ロングセラーになっている商品を陳腐化させるのは、その商品の作り手であるべき」だと思います。その商品のいい所、悪いところはその商品の作り手が一番知っている訳ですからね。


それをみすみす他の会社にやられてはたまりません。


と、いいながらも自分の商品を陳腐化させていくことの怖さは必ず存在します。せっかく売れている商品、なんですからね。


けど、商品開発の仕事というのは「開発と陳腐化との繰り返し作業」のような気がしています。


開発の苦しみと陳腐化の苦しみ


その両輪を回して、ジレンマを感じてはじめて商品開発たりえるのかな、と。


その中で、「どう考えても陳腐化していかない」なーんて商品があるのだとしたらいいですね。商品の持つエネルギーとか、時代を超えた普遍性みたいなものですね。


僕らの志向がどんどんと変わっていくような今の時代になかなか難しいとは思いますけど、それくらいの夢はみてもいいのかな、と。

July 30, 2009 |

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