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2009.08.10

誰かに試される、ということ

「お客さんを接待してるからその間、銀座付近で待機しているように」


なんてミッションが社長からたまにくだされました。僕が会社員として働いている時の話です。


で、新橋あたりの焼鳥屋とかおでん屋に一人入って、携帯電話を目の前に置きながら一人酒。


「そろそろ酔っぱらってきたなあ~」なんてフラフラになりそうな夜の12時を越えた頃、携帯が鳴って「出番だ」の出動命令(?)。で、社長がいらっしゃるお店に出陣し、自慢の(?)カラオケパフォーマンスを披露する・・・。


当時は、そんなことに疑問すらも感じませんでした。


別に、出世しようなんて思ってはいなかったと思いますが(そいや1年で課長になりました。自己申告でしたけど 笑)、ごくごく当然のことかな、なんて。僕はその会社で働いている訳ですから、社長の命令はよほどのことがない限り絶対だと思ってましたし。


逆に、「自腹では絶対に行けないような店にいける」という興味だとか、「そこに同席している方が面白がる」というモチベーションが高かったように思います。あとは、タクシー代が(時にはチップが)もらえる、とか・・・(で、会社に泊まったり)。


なんて話を、恵比寿のバーで話をしていました。すると、同席した方が「それはあなたを試してたのかもね?」との一言。


・・・試してた??


そいや、その後の人生で「あいつを今、試してるんだ」なんて話を経営者の方から聞くようなことがあったりしたな・・・。いきなり役員になった方がいらっしゃったり、大きな仕事を任されたりという方にこういう言葉が向けられてたなあ、と。


けど、ビジネスにおける「試している」って時の多くは「誰がみても今が正念場」ってシーンよりも、案外とごくごく日常にあるのかな、なんて僕は思ったりしています。


「オーディションはオーディションの顔をしてやってこない」


ビジネスにおいては日々の活動が「試されている」といった側面があったりするのでしょうね。


当時の僕が試されていたかどうかはよく分かりません。おそらく、飲みの席で面白いやつがいるから、といっただけの話だったかもしれません。


けど、僕があの頃に「すんません。僕は夜の付き合いは嫌いなんで帰ります」だとかのスタンスをとっていたら今の人生とは違った世界が広がっていたような気がしてなりません。


そんなことを考えると、僕は当時の社長に試されてはいなくても、どこか大きな存在に試されていたような気もしたりするのです。


追記
ちなみに、今の僕は飲んでいて社員さんを呼びだしたり、待機させることはありません。念のため。


意外と「普段、いけない店にいきたい」と待ってたりする人もいたりするのかしら?


当時の社長にはお酒の飲み方をいろいろな形で教えていただきました。あとは、世の中には絶対に敵わない人(天才)がいることも教わりました。


逆をいうと、僕が自分の個性を出そうとおもうようになったのは、こうした凄い人にお会いしてからですね。自分の個性で戦えば、そこでは自分なりの強みを発揮できますからね。

August 10, 2009 |

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