« できるけどやらない | Main | 商品の目利き、について考える »

2009.09.14

ネパールから帰国しました(20日ほど経ってますが)

「そんな毎日、働いていたら彼氏つくる時間もないじゃん」


と僕はいった。場所はネパールはカトマンズの郊外、今から12年前の夏。相手はチベットの絨毯工場で働いていたチベット人の女性。年齢は僕より6から7歳は下、か。


彼女が職場の同僚4人で映画にいく、というので僕もついていったのだ。

確か「カルパチー」とかいう映画。貧乏な主人公が一躍億万長者になる、といったストーリーだ。観客の騒ぎようの凄さと、100%勧善懲悪のストーリーがとても印象的だった。ネパール語を英語に訳してもらいながらの視聴だったが、十分分かりやすい映画だった。


映画が終わりご飯をご馳走になった。


彼女たちは絨毯工場でのセールスを主にやっていた。僕は絨毯を買いもせず(映画にいった翌日、お礼の意味を込めて安いのを1枚買いました)毎日工場にいってはお茶をご馳走になる。暇があれば近くの学校にいったり、お寺に行ったり、カフェにいったりしてボーっと時間をつぶす。なんだか非常に居心地のいい街だった。


働く彼女たちをみて「よく働くなあ〜」と僕は思っていた。当時は無職(対外的には「夢職」と言っていましたが••••)だったので、余計にそう思えたのかもしれないんだけど、「休みが月に2日しかない」なんて話を受けて冒頭のような話になったのだ。


彼女は当然のような顔をしてこういった。


「Some day,GOD goft for me」と。


いつか、神様が•••みたいな意味なんだろう。


当時の僕は神様だとかいうのはよく分からなかった。けど、海外を旅していると宗教だとか神様だとかを抜きには理解できない文化や価値観だとかがいっぱい存在していることを肌感覚で知るようになっていた。


なんだかきれいな言葉だな•••と思った。


「神様にゆだねるって生き方は、決して人任せにする生き方じゃなくてきわめて主体性のある生き方だ」なんて後年,僕は思うようになるのだが、この時は言葉の語感の美しさだけが印象的だった。


先月、ネパールに行って彼女が働いていた絨毯工場にいってきた。


けど、アメリカに移住したとかいうことで会う事はかなわなかった。


会えなくて残念、のような


会えなくてよかったのかな、のような


なんだか複雑な気分。


ネパールから帰国して20日あまり。ようやくとネパールネタを書こうか、という気分になってきました。


ボチボチいこうか、と。


September 14, 2009 |

TrackBack


Listed below are links to weblogs that reference ネパールから帰国しました(20日ほど経ってますが):

Comments

Post a comment