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2009.09.24

お酒、について考えてみる

監督になってやったことは、選手と酒を飲みにいかなくなったこと


サッカーのある監督がこんなことをおっしゃってました。(全日本の監督だったと思うのですが、記憶が曖昧ですのでその方の名前は出さないでおきます)


かつて僕はこの話を聞いて「リーダーかくあるべし」と思いました。

僕は酒が好きでしょっちゅう飲んでいます。で、午前様になることもめずらしくありません。


けど、うちの会社の社員さんと飲みにいくことはほとんどありません。


仕事が遅くなって飯を食べに行く時と、お客さんがみえた時に一緒にでむくくらいかな。


周りからは「酒好きなのに意外だね〜」などといわれたり、「もっと酒の席で皆の意見を引き出した方がいい」みたいなこともいわれたりしてた(過去形ですね)んですけどね。決して人と酒を飲むことが嫌いでないからこそ守っている僕なりの美意識なんです。


理由はいろいろとあるんですけど、一つは社員さんと平等に接するため、です。


働いている人の中には酒の席が好きな人も居るでしょうし、そうでない人もいるでしょう。「酒が大好きで毎日いきたい」という人もいれば、「仕事が終わってまで•••」「早く帰りたい」という人もいるかもしれません。


「酒の席にでないと仕事の情報がつかめない」とか、「あいつはいつも誘ってもこない」なんて陰口叩かれるなんて職場の話をメディアなんかで聞くことがありますけど、どーなんでしょうね。


先に紹介した監督は「レギュラーを選ぶ際に私情が入ってしまう」みたいなことをいっていたと記憶していますが、人間だからどうしてもありうることですよね。


それらの私情をなるたけ排すのはリーダーたるものの役割、と僕は思います。当然、人間ですから私情を完全になくすなんてことはできないんですけどね。酒の席を重ねているとどうしても私情が入ってきやすいと思いますので。


もひとつは、酒の席で「ぶっちゃけ、ここだけの話だけどな」といった話や、「あいつはダメだ」だとかいった不平不満や陰口みたいなことを100%言わない自信がないからです。


普段はこういう話をすることはほとんどないと思ってますけど、酒が入ると分かりませんからね。


僕はリーダーたるものは完全な人格である必要なんてないと考えています。


どこか抜けていたり、どこか頭が悪かったりして然るべきだと思ってます。陰口だとか不平不満だとか文句だとか愚痴だとかを言いたくなったりする一個人だっていいわけです。


けど、これらを一緒に働いているメンバーが聞いたらちょっと興ざめですよね。僕がそういう話を自分の親分(?)に聞いたらすぐさま「あっ、おれも陰では言われてるんだな」と思うでしょうしね。


僕の酒飲みの師匠(?)がよく話をしてました。


「飲みの席で愚痴をいいたくなったり、嫉妬心を覚えたりしたら席をたって帰ること」と。


確かにそうなんですけど、そういう判断ができなくなること自体が酔っぱらう、ということでもあるしな•••。


結局のところ、うまいつきあい方、なんでしょうけどね。


追記
連休中は横浜のヨガフェスタにいってモデルのSHIHOさんのレッスンにでてきました。200人くらいの会場で男性は僕を含めて4人•••かなり心細かったです。


キレイオーラ(?)が凄かったです。一種の才能であり、努力の賜物、なんでしょうね。目が釘付けになるってのはああいうことをいうのだな、と。


September 24, 2009 |

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Comments

Noël さん> コメントありがとうございます!

「お兄さんみたいな経営者」だとか「友達みたいなリーダー」なんてのは僕は理想ですけどね。

短い期間であったらそんなので組織も回るでしょうね。けど、長く続ける組織でそういうタイプがうまくいくとは僕は思えませんね。機能不全を起こしてくるでしょう。こと、僕がやったらですね。

強いて言うならば、父性などを発揮する参謀がいればいいかな??

一定の距離感をつくれば、「寂しい」だとか「構ってもらえない」ってことにもなりかねなかったりするのかもしれないですしね。

周りの人との距離感は難しいですね。けど、「リーダーだから距離を置く」とか「リーダーだから距離感をなくす」って短絡的に考えずに、そのときそのときの現実を踏まえて立ち位置を変えて行くようにしたら何かしら変わる地場のようなものはあるのかな、なんて。

経営者やリーダーとしての成長って組織の地場が分かるようになる事、だと僕は思ってます。もちろん、いうほど簡単ではないでしょうけどね。

Posted by: 大塚和彦 | Sep 29, 2009, 9:37:21 AM


何だか耳が痛くなるお話でした。
仕事仲間と一定の距離間を保つ事は、
大切なことですよね。
私の場合は美意識に目覚めたわけでは
ありませんが。
距離間をなるべくなくそうと尽した結果、
気が付きました…

Posted by: Noël | Sep 28, 2009, 4:19:52 PM

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