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2009.09.15

商品の目利き、について考える

「商品の目利きは誰がやってるんですか?」とあるところで聞かれました。


目利き、というのは「どのような商品が売れて、どのような商品がダメなのか」というような意味合い、でしょうかね。

うちの会社はヒーリンググッズを企画したり、輸入したりしています。


本来であれば専門のバイヤーがいて、常に国内外の動向をチェックし、いろんなイベントに足を運んだり、メーカーからの売り込みを募ったりするのがベストなのですが、そこまでの人員がいません。


なので、今現在は僕が「こういった商品をつくろう」だとか「この商品の権利を買おう」だとかいうことが商品化のスタートとなることが多いです。


上の質問からいくと、まずは僕が「目利き」をしてるんですね。


そんな話をしたら、「ユーザーとして自分が愛好しているくらいじゃないといい商品、悪い商品なんてのは分からないんじゃないのか?」なんていわれました。


確かに、ちょっと聞くとそうでしょう。


僕の今までの生活の中でヒーリンググッズはあまり関係なく生きてきましたからね。愛好家の方が自身の感性に照らし合わせて「いい、悪い」が分かるかもしれません。


けど、中小企業の代表者が「目利き」で負けるわけにはいかないんです。何せ、それでクライアントさんに商品を仕入れていただいたり、個人の方に買って頂いたりする訳ですからね。それで生計がたっているわけですし。


僕は「目利き」とはきわめて左脳的な部分で成り立っていると思ってます。


業界の内外でどんな商品が売れている、だとかいったあらゆる「情報」を頭に入れ、あとは「経験の量と失敗の量のかけ算」から生まれるものではないか、と。(売れなかったら反省もしないとダメですね)


で、そんなことを信じていなければ企画開発型の商品なんて怖くて生み出す事はできません。売り上げが立つ前にどんどんとお金がでていく訳ですからね。


僕は12年ほど前にミャンマーで翡翠(ひすい)の買い付けをしていたおじさんと知り合ったことがあります。彼は元々はバックパッカーだったのですが、旅と仕事を融合させるにはどうしたらいいか、を考えた結果、宝石の買い付け人になったのだといっていました。


35歳くらいから必死になって勉強したみたいです。きっと「目利き」ができるとかどうとかは思わなかったんじゃないかしら、と今振り返ると思ったりするのです。


とうぜん、人間のやることですから基本的なセンスや感性はある程度は必要でしょう。けど、自分がやりたい、と思ったことにセンスや感性を理由にしてあきらめるのもバカバカしいか、と。


芸術や音楽の世界ならいざしらず、センスや感性だけで諦めなければならないことって世の中にそんなに多くはないのかな、なんて思ったりしています。


最終的には、経験と失敗をできる環境(金銭的に、だとかも含めてですね)にいられるかどうかの勝負になってくるような気がします。


ネパールでもいろんな商品を仕入れてきましたが、みなさんにどのように受け止められるんでしょうね。

September 15, 2009 |

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