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2009.11.06

13年前の今日

13年前の今日、僕はバンコクへと向かいました。


帰国予定のない旅、のはじまりです。


アルバイトで貯めたお金が20万ちょっと。多いのか少ないのかもよく分からない中での出発。


ステレオタイプに「旅は現実逃避だ」という人もいましたが、ほとんどの人が(たぶん)好意的に受け止めてくれました。


勤めていた会社の上司から「若いうちに旅をしないと人生にドラマが無いんだよね」といわれて、心強く思いました。いつか借り物ではない自分の言葉で旅を表現できたらいいな、と思いました。


当時の僕にとって13年後の自分は全く想像できませんでした。


大阪に住む事になったことも、住宅や広告、ヒーリンググッズの仕事をすることになったことも、会社をつくることになったことも、結婚や引っ越しなどと行った環境が変わったことも


今思えば「必然」と思える事も多いんですけど、ここ13年で起きた事のほとんどは「当時の僕が描いていた将来」の選択肢外のことばかりでした。


で、思うのです。今から13年後も同様のことを思うのだろうな、と。


僕は「日々やることをしていれば未来は開ける」って考えを持っています。だから、というわけではないですけど、「将来の夢」だとか「将来の目標」みたいなものはあまりありません。


「夢や目標を持て」なんて学校教育が今の時代になされているのかよく分かりませんが、僕はあまり賛成ではないです。


むしろ、「自分が漠然と抱えている夢や目標といった選択肢の他に将来は開ける事も多い」ってことを教えたら将来に対して希望が持てるようになるんじゃないかな、など思ったりします。


夢や目標に邁進する、というのは一種のセンスであり、能力だと思います。


で、現実的に見渡してみると、その能力を持った人はそんなに多くないのじゃないかな、と僕は思ってます。


追記
この時の旅はカンボジアやベトナム、ミャンマーなどを4ヶ月くらい回りました。お金がなくなったので帰国しよう、と思った時の恐怖(?)は今でも覚えてます。


一方で、「日本でいきづまったら海外にいけばいいんだ」という深い気づき(?)のようなものも生まれました。その考えは今でも健在、です。

November 6, 2009 |

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Comments

夏オンナさん> コメントありがとうございます!

夢や希望ってのを必要以上に持ちすぎると、未達成感や欠乏感にさいなまれないか、って僕は思います。

2020年までに売上○○億!なんて目標をたてるのは素晴らしいです。けど、僕は日々急き立てられて生きるような気がするんであまりこういった思考はもたないようにしています。

むろん、経営はある程度の売上がないと成立しないですから、そうした現実との兼ね合い(?)のようなものが難しいんですけどね。

あと、夏オンナさんのコメントを見ていて気がついたんですけど、文中の「日々やることをしていれば未来は開ける」を「日々やることをしていれば未来は開ける(かもしれない)」に訂正します。

「やることをやっていた」としても運だとか、引き上げてくれる人の存在だとかに恵まれないと未来は開けていかないでしょうからね。

こればかりは僕らのがんばりの範疇外、ですし。

けど、運を招くにはどうやら「やるべきことをたんたんとやる」ということが必要らしいので、結果的には「日々やることをやっていれば未来は開ける」と言い切れるのかもしれないのかな、とも思ったり。


Posted by: 大塚和彦 | Nov 7, 2009, 6:20:47 AM

将来の希望や夢を持つことは大事かもしれませんが、そうならない(なれない)人の方が多いのも事実・・・


自分が思い描いた未来の姿に縛られ、そうなっていないことがストレスになったり、劣等感を持ったり・・・

なんだかなぁ~って思います。

振り返ってみると、大塚さんのおっしゃる様に、私も自分に起こっているさまざまな出来事は、いい事も悪い事も「選択肢外」のことばかりでした(笑)

でも、そんなことを思い悩んでも仕方ないですね。

「日々やることをしていれば、未来は開ける」

この言葉を聞いて

気持ちが楽になりました!!

いつもありがとうございます。

Posted by: 夏オンナ | Nov 6, 2009, 10:34:11 PM

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