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2010.04.27

戦略に時間軸をいれる

日本の需要と供給のギャップは数十兆円、とかいわれているようです。


むろん、「供給過多」なんですね。


日本が成熟期に入っているからモノが有り余ってるし、2005年を境に人口が減っているので商品やサービスを購入する人の絶対数が減っている。更には、給料が減っているので可処分所得が減っている。


難しい時代、だと思います。


「どこかに新しいアイデアはないか?」とやっきになって探しても、そんな「青い鳥」はいるわけないし、「青い鳥がいた!」と思ったとしても同じことを考えている人は日本には何人(何百人?)もいるわけです。(一部の天才は別でしょうけどね)


僕はそんな時代に必要なのは、「戦略に時間軸をいれる」ということだと思います。


「いますぐ利益があがる商売」


これは確かに理想です。けど、理想がゆえに多くの参入者が現れます。で、そこには必然的に競争がおこります。


飲食店などはいい例ですね。設備投資はかかるものの、いますぐお金が入ってくる「現金商売」ですし、事業の構造が見えやすいので比較的参入しやすいと思いますが、その障壁の低さゆえの常に競争にさらされます。


僕が志向したいのは、「長い時間をかけて利益をあげていく業態」です。


これは、時間そのものが競争優位の源泉となるので、なかなか真似できません。その間にできたブランドや積み重なったノウハウといった無形の財産は一気につくることができません。


かつて、Amazon.comの創業者がネットバブルがはじけて株価が暴落した際に「利益などはいつでも出せる」と口にしたと聞いたことがありますが、きっと戦略に時間軸をいれていたんだろうな、と思います。


「Amazonは利益がでない」などと揶揄されながら、株価が下がって投資家の圧力がある中でもその戦略を貫いた創業者は凄いですね。


「今の利益をとるよりも、時間軸を取り入れた戦略をつくること」をやっていくことは、ものすごく勇気のいること。


今の時代環境は、その勇気を経営者一人ひとりが突きつけられている気がしてなりません。

April 27, 2010 |

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