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2010.08.16

ブログぼちぼちと復活、です

僕らは、仕事をして知識や経験が増えてきます。


で、それが「多くを理解しないでもわかる」といった洞察力や、「なんとなくこれがよさそうだ」という直感のベースになってきたりします。


けど、知識や経験ばかりが増えすぎて、それらがいい形で消化されないと「思いこみ」やら「先入観」となって僕らを視野狭窄、思考省略に陥れます。

これらの恐ろしいところは、「視野狭窄や思考省略になっている自分」に気がつきにくいことです。で、視野狭窄や思考省略は「自己弁護」や「自己防衛」を伴いはじめ、思いこみや先入観をより強化していきます。


こんなことを考えると、「経営を少しでもよくやろうと思っていろんな知識を得ようと思った」こと-実は、そのことが視野狭窄や思考省略の遠因になっている可能性があるということです。


そんな文脈から考えると、「先入観がつくから本は読まない」といった主張が一見正しく思えてきたりします。


だからといって「経営における知識」を否定するのは得策ではないと思います。


最近、流行しているドラッカー博士のマネジメント論や、ポーター博士の企業戦略論は、僕ら実務家が一生かけても現場で生み出すことのできない(言語化することのできない)叡智だと思います。


けど、仕事をしていれば「知識」だけでは解決できない局面、もっというと「知識」などは全く役にたたない局面があることも実務家であれば何回も体験するわけです。


「知識は大事だけどこだわるべからず。知識を得て、それからどう離れるか」


ということを大事にしたいと思っていたのに、このブログはいつのまにか、がっちし「知識」に毒されているような気がしました。(ある方にもそのようにいわれました)


「知識は大事」と認めた上で、それからどのように離れていくか?


また、「知識を超えるもの」を自分の中でどう定義していくか?どのように近づいていくか?


3か月ブログを休んでみて、そんなことをちょっとだけ考えてみました。


こういうことを考えること自体が「知識」に毒されているのかもしれませんけど(汗)。巷に知識があふれ、知識に毒されていることすらも分かりにくい時代であることだけは間違いないようですね。

August 16, 2010 |

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