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2011.08.02

社長は孤独な存在なのだろうか?

『日経トップリーダー』最新号の特集が「社長の孤独〜いかに重責と付き合うか」でしたので、ちとこれについて考えてみます。


「社長は孤独だ」とはよく耳にする言葉です。


経営判断を一人で行わなければならなかったり、自分の思いをメンバーに分かってもらえなかったり、自分自身をオープンにできなかったり•••

確かに「孤独」だなあ、と思わなくもありません。


けど、「多くの場合それに見合うだけのものをいただいているからその孤独さは当然だ」とも思いますし、「社長は孤独」という類いの現実逃避をしてしまうのも嫌です。


さらには、「働いている人ってみなそれぞれの立場で孤独を感じているんじゃない?」とも思います。


僕は、社会人になって金沢で働いた数ヶ月がめちゃめちゃ孤独感を感じました。


僕を入れて4名(みなさん7歳上でした)の事務所。


土地勘もなく、友達もおらず、携帯電話もなく(しばらくは固定電話もなく)、メールもなく。営業の仕事をしていたのですが、全部新規開拓だったのでお客さんもなく。職種柄、外注先との付き合いもなく。


福井に出張した帰り、北陸本線にのって日本海に沈む太陽をながめていると「なんだか一人だなあ〜」としょっちゅう思ってました。


そういえば、一言もしゃべらない週末がよくありました。


「そんなのと『社長の孤独』ってのは質が違うよ」といわれるかもしれませんが、僕は「社長の孤独」って記事を読んでこのときのことばかり思い出されるのです。


「孤独」の反動で意識的に本を読んだのもこの時期でした。


って考えると「孤独」って何かをなしとげるエネルギーにもなるのかな、とも思ったりします。


大事なのは、「孤独」を無理矢理に解消しようとしないことかと。


「社長は孤独かどうか」よりも「人間はそれぞれの立場で相応に孤独なものだから、それと向き合うことで何らかのエネルギーに転換していくしかないじゃん」というのが僕の考え方です。

August 2, 2011 |

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