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2011.11.30

やんわりと言ってます、から考える

誰かに言いたいことがあるとします。


「ちょっとこういう態度が困る」でも「こういう部分を改善したい」といった口にするのに勇気が必要なことだっとします。


そんな場面に直面すると、人はいろんな意識が逡巡します。

「波風立てたくない」とか「相手に嫌な気持ちを持たせたくない」とか「自分がガマンすればいいかな」とか「自分だって反省しないといけないことがあるしな」とか「相手は自分より年上だから失礼かな」とかいった意識、ですね。


その結果、「やんわりと言う」「遠回しに言う」という妥協案(?)がでてきりします。


けど、「やんわり」や「遠回し」が当事者の腹に突き刺さることはほとんどないようです。


それは、「やんわり」や「遠回し」が多くの場合において「自己防衛」から生まれる行動だから、だと僕は思います。


自己防衛をしながら人の腹に突き刺さるような言葉を、口にできるわけがありません。僕らは、言葉だけで会話してるわけじゃないですからね。


僕らはさまざまな形で自己防衛をする生き物です。


「波風立てたくない」ってのは自己防衛の意識が顕在化してるので分かりやすいパターンです。多くの場合、「自分がしんどい思いをしたくない」という感情が根底にあるでしょうから。


けど、「相手に嫌な気持ちを持たせたくない」といった自己防衛の意識がわかりづらいケースもあったりします。こんな時、ほとんどが「自分が嫌な気持ちを持ちたくない」であるような僕は気がするのですが、どうなんでしょうね?


別に、自己防衛が悪いわけじゃないです。その本能があったから人間はここまで進化をとげてきたのでしょうし。


けど、「あっ、今自分は『自己防衛してるんだな』」って意識に入れるかどうかは自分を知る上で案外と大事なのかな、と。


「自分は強いんですよ」って形の自己防衛、「自分は弱いんです」って形の自己防衛、「自分は知識がありますよ」って形の自己防衛•••僕らはさまざまな自己防衛に囲まれて生きていますし、自分自身がさまざまな自己防衛をしているでしょうからね。


かくいう自分もこのブログで「僕はこんなことを考えてますよ」って形の自己防衛をしてるのかもしれませんし。

November 30, 2011 |

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