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2011.11.17

上機嫌、という作法2

先日のブログで「上機嫌」について書きました。


で、「ナーバスになる自分」が時に周囲の見立てで「機嫌が悪い」と思われることを書きました。


どうやら、「機嫌が悪い」は伝染する性質を持っているようです。


何かをきっかけに、「あの人は『機嫌が悪い(みたいだ)』」って一つの感情(=投影)が生まれる。


で、その感情は言葉に出さずとも、「態度」「言葉のイントネーション」「表情」などで相手の無意識に「あなたは機嫌が悪いですよ」ってサインを相手に出す。


相手の無意識はそのサインを受け取って逆に「この人は『機嫌が悪い(みたいだ)』って感情(=これまた投影)を生み出す。


で、それがどんどんと増幅されていく。「投影のし合いっこ」であり、これが続くと「螺旋階段を下るようなマイナスのループ」に陥る。


すると、「思っていることがあれば口に出せばいいじゃん」とか「本当にあの人は『機嫌が悪い』の?」ってことが通用しにくい空気感になっていく。


説明は難しいですが「組織の重力」のようなものが働くんでしょうね。こうしたものが働き始めると、流れをせき止めるのは困難です。


であれば、「ナーバスになっている」「機嫌が悪い」を僕ら個々人が排除していく


これを組織の目的の一つとするのは「あり」だと思います。ここに使われるエネルギーは甚大ですからね。


なーんて考えてきて、「こんな時にナーバスにるだろうな」って場面をいくつか考えてみました。


「今日中にこの仕事を間に合わせないとまずい」というとき、人は「ナーバス」になります。当然ですね。気持ちが焦ったりするでしょう。


「会社が終わったら予定がある」って時に「この仕事やっといて」といわれると時に人は「ナーバス」になります。ペースが乱れるでしょうし、急き立てられる感じがするのかもしれません。楽しい予定だったらなおさらですね。


「むちゃぶりの仕事」とか「説明が欠けている仕事」にも「ナーバス」なる人がいます。「仕事のアウトプットイメージが具体的につかめないと仕事に着手できない」ってストレスに感じる人は案外と多いでしょうし。


「報告や連絡をしにくい仕事」を抱えていて「なんて言えばいいんだろうかな••」って時にも「ナーバス」になるかもしれませんし、「クレーム対応」なんかも「ナーバス」になることでしょうね。


•••とかく、僕らが生きている時代は「ナーバス」になりがちなものに囲まれているのでしょう。


僕らは、「他人の『ナーバス』に影響を受ける個人」であると同時に「自分の『ナーバス』が他人に影響を与えている(可能性がある)個人」でもあります。


自分の「ナーバス」がどういう機会に表出するかを自己認識するのは、案外と大事かもしれません。自分の「ナーバス」が引き金になって、周囲からさまざまな感情を投影される可能性があるわけですからね。

November 17, 2011 |

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