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2011.12.05

問題には寄り添ってみる

ここに何かしらの問題があるとします。


人間関係でも、仕事でも、お金でも何でもいい、「解決するのが難しいな」って問題があるとします。


多くの場合、僕らの脳みそは「何とか問題を解決させないとな」って働きます。もしくは、問題を問題としてスルーする。時間の経過にゆだねてしまうわけですね。


「問題だと思ってたことが時間が経つにつれて問題でなくなった」


という経験は大なり小なり誰にでもあると思います。だから、「問題が起きた時にそのままにしておくのがベスト」という判断もでてきたりします。


けど、「寝ても覚めても気にかかるようなレベルの問題」を僕らは「そのままに」しておくのが難しい。


どうしても解決の方に向かわないと気持ちの納まりが悪いんでしょうね。


「問題」を「問題」として持っておくのは、ある一定の器量(のようなもの)が必要だと僕は思いますし、「白が黒か」って判断をするのがごくごく普通みたいな時代感もあったりしますし。


何かしらの問題に対して「寄り添う」とか「ありのままにみつめる」というアプローチを教えてもらったのは、何年も前のこと。


禅の世界でも、神道の世界でも、インド哲学の世界でも、こんなことがいわれているようですね。


問題を問題としてたんたんとみつめ、それに寄り添う。で、何らかの動きが出てきたら、その結果に対しては「いい」とか「悪い」の判断をしない。


ただただ、たんたんと寄り添う、たんたんと見つめる、のだそうです。


「それって学問や哲学の世界の話であってビジネスの現場じゃ役立たないよ」と突っ込みが入るかもしれませんが、僕は実体験としてそうは思わないです。


寄り添ったり、たんたんと見つめていれば、何かしらの変化が起こるのが世の中の流れですしね。その変化から起こるできごとにたんたんと対応していけば、次の展開がみえてくるのかな、と。


そんな大きな流れのようなものと比較すると、一個人が問題に対して「頑張って解決しようとする」なんてのは、ものすごくちっぽけで、ものすごく利己的で、ものすごく近視眼的だったり、場当たり的であったりするのかな、と。


最近、なぜかこの手の話を見聞きすることが多くなってきたので「寄り添う」とか「たんたんと」という世界はものすごく深い世界だというのは承知でこんなことを書かせていただきました。

December 5, 2011 |

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