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2012.01.31

知識を「経営の補助線」としてとらえること

2012

経営コンサルタント•神田昌典さんの最新作を読みました。


2000年の夏だったと思いますが、神田さんの『あなたの会社が90日で儲かる!』を読んだ衝撃は今でも鮮明です。


「おっ、これなら自分にもできるじゃん!」ってダイレクトマーケティングの内容が満載で、すぐさま神田さんが主宰する勉強会「顧客獲得実践会」に入会し、マーケティングや経営を勉強させていただきました。


会社の創業が2001年なのですが、その頃には「何かしらの武器」を手にしていた感覚だったように記憶しています。


マーケティングは「赤ペン1本あれば稼げる技術」(=ダイレクトメールがつくれて、売上が上げられるの意)のようなことを神田さんがよく口にしていましたが、自分もかくありたいと思いました。


創業後も教材を買ったり、講座に参加したりとしていましたが、創業3〜4年目くらいからなんとはなく距離を置くようになってしまいました。


神田さんの講座に参加したり著書を読むと、自分の場合、頭がすっきりとします。いろんな情報や知識が整理されて、「明日からすぐに使えるぞ」って感じになります。


で、実際に「すぐに役立つもの」もあります。(一方で、「ゴミ箱のおもちゃをDMで送る」みたいなトンでも?なものもあったように記憶しています)


けど、経営とは「すぐに役立つもの」の対極に位置するもの。「すぐに役立つもの」「分かりやすいもの」とは別の次元にあるものじゃないのかな、と思うのです。


「何かがすっきり整理されている」ってよりも「もやもやした混沌状態」(で、そこから生まれる「気づき」や「創発」)を経営のメインストリームにしたいな、と自分は思うのです。


今回の著書、「時代循環から読む未来予測」だとか「頑張れば頑張るほど組織が硬直化する理由」などについて大変興味深く読みました。


どれもが、「すぐに役立つ感」「分かりやすいもの感」のあるものばかり。


だからこそ、知識の取り扱いには注意し、「経営の補助線」としてどのように活用したらいいかを考える必要があるのでしょう。

January 31, 2012 |

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