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2012.01.02

根拠は何だ?

昨日に引き続き、映画「山本五十六」から。


日米決戦の転換点となるミッドウェー会戦への作戦会議で「アメリカ、恐るに足らず」と口にする参謀に対して、役所広司演じる山本五十六が「根拠は何だ?」と詰問するシーンがありました。

意見には「根拠」が必要、当たり前といえば当たり前のこと。


けど、「根拠なき意見」ってのは案外と組織の中でまかり通りやすいって現実もあったりします。


で、そんな意見がまかり通ってくると「根拠は何だ?」ってことを聞くのさえはばかられたりする空気感が生まれたりします。


「根拠なき意見」は、報告者の私見でしかありません。


これを、「一つの私見」として聞くのはいいでしょう。


けど、私見にはそれ以上の価値はありません。逆に、私見には報告者自身のエゴや思惑といった感情が付随しやすいのでこの意見に流されると道を誤ります。


組織には「根拠なき意見」と同様、「とんちんかんな前提に基づく意見」だとか「背景をいっさい無視した意見」だとか、さまざまな意見が流布しています。


報告者の私見に基づく意見だと感じたときは、「根拠は?」「前提は?」「背景は?」をきちっと問いかけることが重要なのでしょう。


情報が過多な時代を生きる知恵としても、情報の受け取り手である一個人が「根拠」「前提」「背景」って問いかけを持つことは大事だと思います。

January 2, 2012 |

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