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2012.05.29

感想こそ人間関係の第一歩

1


売れている、というので読んでみました。


著者もタイトルもミーハーチックでちょっと買うのに抵抗がいりました(汗)


ビジネスの第一線で活躍している人の本って、昔はよく読みました。でも、最近はほとんどなくなりました。


時代の風雪に耐えていない仕事本って、どこかに著者の独りよがり(著者の個別解がさも一般解のごとく書いてる)だとか、操作性があったり(著者のサービスを売りたい、ブランドをつくりたい)だとかがあることが多い。


そんなところで何回も幻滅した経験からなのでしょう、きっと。


なので、この本もあまり期待せずに読みましたが、ここはよかったです。


2


僕は自分が喋ったり、書いたり、出演したりしたものに対し、とにかく誰かに感想を言ってもらいたい。他人はどう思ったのか、やはり気になる。(略)ところが、お礼は言っても、感想を言う人はほどんといない。(略)


こういう時、人はなぜ、何も言わないのだろう?失礼だと思うからだろうか?そうではない。本人に感想を言うためには、身を挺したり、自分を切り刻んだりしなければ、ちゃんとした意見にならないからだ。


多くの人にとって、それはリスクであり、なるべく避けようとする心理が働く。面倒臭いと思うのだろう。


何も、無理に持ち上げなくてもいい。「面白かったけど、あそこはちょっと言い過ぎですよ」とたしなめてくれても構わない。そうした一言が、自己嫌悪でジリジリしている僕を、どれだけ救ってくれるかわからない。(略)


僕が感想を言う時、必ず決めていることがある。まずは褒める。どこかいい部分を必死に探して、きちんと褒める。それから、気づいたことがあれば、いくつか指摘する。


相手が感想をしっかりと伝えてくれた時、僕は「この人とは付き合えるな」とか、「大事にしよう」と思う。それがモチベーションになり、次の仕事へとつながるのだ。感想はそれを言うこと自体に大きな意味がある。(P46〜47)


感想=自己開示ですから、感想を口にするということは自分も気をつけているつもり。


「これを口にしたら嫌がるかな?」って意識があるとしたら、ほとんどが投影(単に、「自分がいわれたら嫌だ」ということ)なので、いくばくかの配慮(まずはいい点を探す、などですね)をした上できちんと口にした方がいいです。


感想。人はそれを、「仕事や付き合いに対する真剣度」と受け取るのでしょう。

May 29, 2012 |

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