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2012.06.21

このブログって誰かに届いてるのかな?

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「俺らの歌って誰かに届いてるのかな?」


売れないロックバントの問いかけが、時空を超えて数珠つなぎのようにつながり、しまいには世界の平和へとつながっていく。



「人間って生きているだけで誰かの役に立っているのかもなあ」


この作品は観る人のそんな心を刺激する作品のように思います。


2009年に映画化された伊坂幸太郎原作の「フィッシュストーリー」が、芝居になったので台風の中いってきました。


「映画と違うじゃん」って正直、思わなくはなかった。


けど、限られた空間、限られた時間、限られた予算って芝居の世界で、この作品に息が吹き込まれている事にまず感動です。


自分は、この作品を見ると旅先で知り合ったベルギー人のオヤジを思い出します。


彼の自由さ、思考のやわらかさ、物事にたいする無邪気さは自分の中ではちょっとしたカルチャーショックでした。


数日間一緒に行動した後、別れ際に住所交換をもちかけると、彼は「we can meet each other,as long as we live」(生きていさえすればいつか会えるさ)といって笑顔でさよならしてしまいました。


「ん・・嫌われたのか?オレ」とそんときは思ったのですが、きっとそれが彼の生き様なんでしょう。


なので、今の自分は彼の住所はおろか名前も覚えていません。


けど、彼と話をした内容はよく覚えています。「こんなオヤジになれたらいいだろうな」と思った感覚もよく覚えています。


で、そんな彼の存在、彼との話が時空を超えて今の自分につながっている感覚もあります。


けど、そのベルギー人のオヤジは、遠く日本の東京で、15年前に数日間いっしょに旅をともにした人間が、こんなブログを書いてるなんて思いもよらないでしょうね。


「フィッシュストーリー」はもっともっとすごいつながり感を視聴者に示してくれます。


毎度のことながら、こうしたスケールの大きい物語をクリエイトできる人間には、98%のリスペクトと2%程度の嫉妬を覚えますね(笑)

June 21, 2012 |

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Comments

青タンさん>コメントありがとうございます!すっかりコメントへのレスを忘れてました(汗)

飲めや歌えやでも感性は磨かれますよ、きっと(笑)

でも、青タンさんの一種独特な鋭い感性には僕は感服しますよ!

Posted by: 大塚和彦 | Jul 2, 2012, 9:40:13 AM

色んなことを吸収して感性を磨いてる姿にいつも共感を覚えます。

毎日、「飲めや歌えや」ばかりでなく、違うこともしないと・・・と急に思いました。

Posted by: 青タン | Jun 21, 2012, 11:36:58 AM

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