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2012.06.12

企業経営にはセンスが必要だということ

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『日経ビジネス』の今週号。


楠木健•一橋大学大学院教授の企業戦略についての話が掲載されていました。


かつて、先生の本『ストーリーとしての競争戦略』についてはブログでふれました。日本発のすばらしい企業戦略論だと思いました。


けど、この本を読んだ読者からこんな不満が寄せられたらしいですね。

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「当たり前の話ばかりじゃないか」「結局どうすればいいんだよ」って・・・


「本を読んでも結局どうしたらいいかわからない」なんて話を聞くことがあります。


けど、「どうしたらいいか」が誰にでも分かったら誰にでも経営はできます。事業の戦略が描けます。


当たり前のことを「自分の会社にはどうしたら展開できるか?」をちょこっとづつ考えて、既存の戦略に統合していくのが経営です。


「結局どうすればいいか分からない」からこそ、ここに「違い」ができるポイントができてくるわけです。


楠木さんは「センス」という言葉をつかっています。


「形式的な所属や肩書きの問題ではない。要は経営者視点で商売全体を考えるセンスがあるかどうかです」(P83)「100人の組織であれば、2〜3人、本当にセンスのある人がいれば十分です。そういう人が経営者として戦略を作ればいい」(P84)


おそらくここは、スポーツ選手やダンサー、音楽家やスタイリストなどと一緒の世界なのでしょうね。


プロフを見ると、教授は48歳で自分と同世代といえば同世代。すごい人がいるものです。

June 12, 2012 |

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