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2012.07.19

事業は自社の強みを基礎とする

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稀少な人材を最大の機会と最大の成果に集中し、少数の適切なことを卓越性をもって行うこと(P173)


ドラッカー博士はこういっています。


「卓越性」とは「強み」のこと。この「強み」を基礎として事業を運営することが大切、とはドラッカー博士がよく口にされているキーワードです。


「営業が強い」「デザイン能力が高い」「大手会社とパイプがある」「キャッシュが豊富にある」「伝統がある」「ブランド力がある」「外注をマネジメントする力がある」「財務が強い」・・・


これらの「強み」を理解し、これらの「強み」を基礎として事業を展開するのが大事ということですね。


けど、案外とわからないのが「自社の強み」だったりします。


「自社の強み」だと思っていることが、お客さんからみたら「強みでもなんでもないよ」「単なる自己満足じゃん」ということはよくあります。


「かつては強みだったけど、経営環境が変わって強みでもなんでもなくなった」ということもよくあります。


逆に、「どう考えてもここがこの会社の強みなんだけど、当の本人がまったく無自覚」ということもあります。


誰も「これがあなたの会社の強みです」といってくれないですからね。


ドラッカー博士の本は読むたびに、定期的に「自社の強み」を考えることの必要性を考えさせられます。


商品やサービスがコモデティ化して、企業が「自社の強み」を打ち出しにくくなっているという経営環境はたしかにあります。


経営者の夢や思いが優先になりすぎると、時には「自社の弱み」を基礎として事業を組み立ててしまうこともあったりします。


「自社の強み」を基礎におくよりも、「自社の弱み」を改善したくなったりもします。その方が効果的な事業活動が展開できるような気がしたりもします。


こうした状況、感情を乗り越えて「自社の強み」を考えられるからこそ、経営者ってのは「事業をする人」として他人から承認される存在たりえるのだと思いますけどね。

July 19, 2012 |

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