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2012.08.10

好きな言葉を一つあげるとすると

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「おもしろき こともなき世を おもしろく すみなすものは 心なりけり」


好きな言葉なんてその時々の気持ちや環境にだいぶ左右されると思うのですが、いまの自分が一つあげるとするとこの言葉ですね。


幕末の志士・高杉晋作によるものらしいです。


江戸幕府を倒すなんて大きな仕事をして、20代後半で亡くなりながらも歴史に名前が残っている・・そんな大人物が、「世」を「おもしろきこともなき」といっているのが「おもしろき」ですね。


たぶん、自分らの周りで起こるできごとには「おもしろき」も「おもしろくなき」もありません。


一つの現象として、さまざまなできごとがこちらの方に向かってくるだけです。


それに、解釈や意味づけを与えるのは自分たち一人一人。


そこは、「おもしろきできごと」があるわけじゃなくて、「おもしろきできごとという個人の解釈」があるだけの世界。


「おもしろき仕事」なんてのも実は幻想で、「おもしろき仕事という個人の解釈」があるだけなんですよね。


ここ、間違えると世の中に不平不満ばかりいうで


人の放つ言葉の意図を詮索するのはナンセンスですが、こんなことを彼がいっているように思えてなりませんわ。


追記
と、書いてきましたが高杉晋作の究極の世界観は


「おもしろき」も「おもしろきこともなき」にも無頓着だった


と思いますわ。


「別にどっちでもいいじゃん。いちいち、できごとに解釈しなさんな」って世界観ですね。


それなのにこんな言葉を残したのは、「おもしろき」とか「おもしろきこともなき」に一喜一憂している人への皮肉なのかな、とも思ったり。

August 10, 2012 |

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Comments

swanny>コメントありがとうございます!

事実と解釈は別物、とは大事な考え方ですね。自分も人に何かを伝えるとき、人から何かを伝えてもらう時にこの二つを取り違えないようにしたいと思いますよ。

解釈だったら自分の都合のよいように受け入れられますしね。

高杉の人生がどんなだったかはよくわかりませんが、周囲の解釈など意にもとめない人生だったのかな、とは想像するんですよね。

この手の強さ、が世のおじさんたちが幕末モノにとびつく要因の一つだったりするのかな、とも。

Posted by: 大塚和彦 | Aug 17, 2012, 6:08:55 AM

事実と解釈とは別物ですものね。

自分の解釈ばかり振りかざす人に最近こまっていました。

この人もいろんな解釈をされて人生を過ごしていたからこんな言葉がでてきたんでしょうね。

素晴らしいです。

Posted by: swanny | Aug 16, 2012, 10:14:55 AM

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