« いじめについて考えさせられた | Main | 体験に横着しない »

2012.08.20

人は人間関係の中で傷ついて、人間関係の中で復活をしていく

1

「なんだか今の自分って元気がないなぁ」


人間は「充電」と「放電」を繰り返して生きているので、「放電>充電」になればエネルギーが枯渇して、元気がなくなることはあるわけです。


でも、生きていれば何からを充電しているわけです。


睡眠や食事、他人からの存在証明や賞賛。本の一節やスポーツの感動シーン・・などなど


たぶん、さまざまなものを充電していくうちに自然と元気を取り戻していく生命力が備わっているものなんです


けど、ここに一つの前提があります。


それは、自分に起きるできごとに、「自分の想像」を加えないことです。


元気がない時、なぜか分かりませんが、人は想像するってスイッチが入りやすくなっているようです。


だから物事をありのままに見ることができない。


他人からの賞賛やなにげない一言が、想像ってフィルターを通じてしか入ってこなくなったりする。悪く考えたり、意味を取り違えたりしてしまう。


想像するってのは、人間が思っている以上に頭や精神を摩耗させますから、結果的に「充電」が「放電」になってしまう。それゆえに、元気がなかなか取り戻せなくなってしまうんでしょう。


さて、「アニメを映画館でみてもしょうがない」と思っていたんですが、あまりの評判の良さにいってきました。


人は人間関係の中で傷つき、人間関係の中で復活していく


そんな映画と観ました。


「自分は誰かに肯定されている」とか「自分は誰かとつながっている」だとか「自分は誰かの期待を背負っている」だとか「自分は誰かに影響を与えている」だとか「自分には誰か分かってくれる人がいる」だとか・・・


こうしたことを実感できると人は生きる力が充電されるんでしょう。


けど、普段、こういった周囲からの肯定感をバシバシ感じながら生きている人って大多数なのかしらね?


自信をなくしたり、周囲を信用できなくなったり、何をしてもテンションがあがらなかったり、ネガティブな想像ばかりが渦巻いてきたり・・


そんな局面がありつつも、なんとかヒーコラと生きているのが多くの人間じゃないかしら?と自分は思うけどね。


でなきゃ、この手の映画に何かを求めてこれだけの人が集まりませんって。


周囲との関係性を感じられるものを無意識に求め、生きるエネルギーを蓄積しようとしている


今の日本はそんな集合的な無意識が働いているようにみえるけどな。


いろいろとゴタクを並べましたが、素晴らしい映画です。日本テレビ、やるね。

August 20, 2012 |

TrackBack


Listed below are links to weblogs that reference 人は人間関係の中で傷ついて、人間関係の中で復活をしていく:

Comments

Post a comment