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2012.08.26

「らしさ」の追求が経営

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何百万ものお客様を獲得してきたスターバックスを見てきた私の直感からは、インスタントコーヒーを疑問視する人たちもいずれはこれが妥協でも策略でもないことを理解し、誇りをもって支持してくれるようになると告げている(『スターバックス再生物語』ハワード・シュルツ P321)


スターバックスがブランドを毀損してまで売上確保に走るあまり、低迷した時代がありました。


で、創業者が経営に復帰し「スターバックスらしくないこと」を止めることで経営を回復したストーリーです。


「業績」よりも「らしさ」を選択することの重要性がこの本に根底には流れていますね。


「大きな会社ならではの綺麗ごと」ととるか、「『らしさ』がなくてなんの経営だ」ととるか、読み手によってそれぞれでしょうけど。


「らしさ」が永続的な業績をつくる、ということは企業の大小を問わず間違いないと思います。


冒頭の文章は、スタバがインスタントコーヒーに参入した時のシュルツの言葉です。


一見すると「インスタントコーヒーがスタバらしいの?」って突っ込みをいれたくなるのですが、シュルツは「インスタントコーヒーがスタバらしさになる」ってことを信じて、戦略に練りこんでいきます。


フツーの経営者だったら、「スタバのブランドが毀損しちゃうから、インスタントコーヒーなんて手を出せない」ってなると思うのだけどね。


この辺の思考回路、戦略との統合の図り方、周囲への巻き込み方


スゴいですね。


スタバといい、Amazonといい骨太の戦略を描く会社の根底にあるのは「売上を度外視してでも、らしさにこだわる」という経営者の気合いなのかもしれません。

August 26, 2012 |

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