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2012.09.03

これ以上ない、ありがとうを

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「もう大塚さんとも会う機会も少なくなりますね」


ジムのスタジオでよく一緒になっていたから顔と名前は知っている女性の会員さん。「お互いの好きなインストラクターが一緒」という偶然が生んだ人生のシンクロ。


けど、会えば話をするけど、連絡先までは知らない。


スタジオレッスンでの前後、そのわずかなで話をしたことが彼女と同じ時間を共有した全て。


いままでは、決まった時間にジムにいけば会えた関係性。けど、今日からはお互いが連絡を取り合わないと会いにくい関係性。


連絡先を知らない今、どこか他のスタジオで偶然にお会いするかもしれないし、もしかすると昨日が今生の別れだったかもしれない関係性。


自分は、そんな会員さんのなにげない一言に「今日がラストなんだなあ」ってのを初めてリアルに感じたんです。


「関係性の演出家」


イントラの仕事はそういう側面があると思うんです。多くの会員が集まるジムで、イントラがハブとなって多くの人と人とが結びついているんです。


その結びつきは、強くて固いものから、弱くてやわらかいものまでさまざま。


自分たちは、レッスンでエネルギーをもらえるのはもちろん、さまざまな結びつきの中でもエネルギーをもらっているんです。


昨日は偉大なインストラクターのラストレッスンでした。


数日前、「ラストレッスンで何をプレゼントしようか?」って話をしていたときに、「金メダル」って話がある会員さんからでました。


なぜか、自分がその話に食いつきました。で、「絶対に金メダルだ!」とスイッチが入り、都内を探しました。


売り場には、「金」と「銀」と「銅」がありました。


で、悩みました。


「もしかすると銀メダルを渡せば、『もう一度、イントラとして挑戦してくれ』ってメッセージと彼女なら受け取るかな」と思いました。


で、3つのメダルをクビからさげては、さんざんと悩みました・・


壇上での金メダル姿をみて、なぜ金メダルをプレゼントしたくなったのかがわかりました。


おそらく、「ありがとう」って思いは言葉だけでは伝えきれないからです。


たぶん、感謝の気持ちってのは言葉にすれば言葉にするほど、自分の本当の感情とかけ離れていくんです。嘘くさくなっていくんです。


金メダルは自分にとって「これ以上ない、ありがとう」を言葉を使わずに伝えるための象徴だったんですね。


なんで、重さ以上にすんごく重い金メダルですよ(笑)それほどまでに伝えられない思いがつまってますし。


次は人生のチャンピオンメダルをもらってくださいね!末永くお幸せに。

September 3, 2012 |

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