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2012.10.02

人間の持つ全能感ってやつについて

社会人になって3週間で石川の金沢に転勤になりました。


まったく知り合いもいない土地、自分を含めて4人の小さな事務所です。


23歳の自分の他は、30歳の営業所長、30歳の事務の女性、30歳の先輩社員でした。(会社の決まりで月曜日に社歌を歌うのが嫌だったな・・・誰もが歌いたくないって空気感 笑)


4月のある月曜日に会社に初出社して、簡単なオリエンテーション。


で、火曜日に金沢市内の建設業のリストを渡されて地図にプロット、水曜日から1社1社飛び込み営業をはじめました。


企業に社員研修だとかを提案する経営コンサルティング会社の営業職でした。


会社的には「建設業に特化した提案ができる」というのが売りだったので建設業を回って「社長いますか?教育担当いますか?」ってのをやっていくんですね。


最初のノルマが1日30社訪問でした。


「30社なんて回れねえよ」とか「飛び込みなんかで仕事がとれるのか?」と身体のどこかが語っていたのですが、「福岡のY(自分の同期です。最近ごぶさたしてんな、元気かな?)は50社訪問してるらしい」とか噂が聞こえてくると「負けてらんないな」とか思うわけです。


・ ・・結局、2年と11ヶ月金沢で営業の仕事をしました。いまでも金沢(あとは富山の高岡地域、福井市内によく行きました)の建設業はどこにどんな会社があったか鮮明に覚えていますから、グルグルグルグル回っていたんでしょうね。


で、ここからが今日のテーマ。


自分にとってこの時代に飛び込み営業で足腰が鍛えられたのは、おそらく一つの「自信」になっています。


新しい方とお会いするのに全く抵抗がなかったり、「飛び込みでもなんでも仕事がつくれる」って考え方が自分の仕事観にあるのは、この頃にやっていた仕事のお陰だと思ったりします。


で、自分らくらいの年になるとこの手の成功体験(自信体験?)の一つや二つは人間なんとなく持っているものです。で、それは仕かけがえのない財産です。


けど、その「自信」が何かしらの認知の歪み(?)から「全能感」ってやつになるとちと仕事をしていく上で問題があります。


「全能感」ってのは「自分は困難をクリアーしてきたから何でもできる」って思いですね。


言葉の定義だけ聞くと「自信」と「全能感」は同じように聞こえます。


けど、この両者は大きな開きがあります。


たぶんですが、「全能感」に支配されている人は「全能感」を守ることに価値をおくんです。


「全能感」ってのは、「本気」と「主観的」にさえならなければ守られます。


「自分は何でもできるけど、今は100%の力を発揮していないんだ」と言えば「全能感」はまったく傷つきませんし、自らを客観的な立場においておけば「全能感」は常に安定したところで存在しつづけられます。


自分は、仕事や生き方に対して「本気」「主観的」になれないのだとしたら、そこには自分なりの「全能感」ってのが存在してるんじゃん?


って思います。


傷つきたくない自分、ってやつですね。


今日のテーマは、「仕事に本気になれない自分」って同世代の方のブログに寄せられたメールへのお答えです。(ご本人の許可をとって掲載しています)


ぜんぜん的外れなこといっているかもしれませんが・・・


あとは、「本気になれない」ってのは単純にエネルギーが枯渇しているんじゃないでしょうか?


今年の夏は暑かったですし、地震が起きてから1年半ですし


自分らは無自覚にエネルギーを消耗していると思いますよ。エネルギーを補充することに意識的になることは大事だと思います。


人間、仕事でも遊びでもエネルギーが枯渇していたら本気になれませんしね。


いつも読んでいただいているようでありがとうございます。

October 2, 2012 |

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