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2012.11.29

言葉の裏に存在している背景、ってのに意識をむける

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私たちのメッセージは、言葉で伝えることのできないものを、あとに残す。そしてそれが伝わるかどうかは、受け手が、言葉として伝え得なかった内容を発見できるかどうかにかかっているのだ。(『暗黙知の次元』マイケル・ポランニー P20)


「言葉として語られること」


そこには、壮大な背景があるわけです。


言葉を口にする人が自覚的な背景もあれば、潜在意識の奥底に眠ってしまっていてまったく無自覚な背景もあるわけです。


で、コミュニケーションをとるときにいちいちその壮大な背景を伝えることができない以上、言葉を受け取る側には「言葉を発する側の発言の裏に存在している背景」を知ろうとする姿勢、センスが求められるわけです。


でも、「言葉の裏に存在している背景」ってのは「他者に対する関心」と「ある程度の教養」、そして「相手の言葉だけに固着しない姿勢」がないと難しいわけです。


でないと、「言葉だけをとらえて文脈を理解しようとしない」というコミュニケーション不全が生まれるわけです。言葉は交わされているけど、深い部分でのやりとりがなされていない、という日本の会社でよく見られる状態になるわけです。


すべてのコミュニケーションで深い部分での交わりをする必要はないと思うけど、こうした思考回路をちょっと持つというのは大事ですね。


『暗黙知』(人間の言葉の背後にある言語化されない知識のこと)を提唱したマイケル・ポランニーの本をようやくと挫折せず読むことができました。


ポランニーの言語化されたコンテンツについていくのがやっとで、言語化されていないものまで読み取ることはできてないでしょうけどね。


いやややや、天才ってのはいるものなのだなあ、と。

November 29, 2012 |

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