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2012.12.13

人間は得意でないことに手を出し自滅していく

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石田三成、って徳川家康と天下を二分した戦をした割には評価が低い感じがするんですよね。


お金や武器調達には強いけど、戦はからきし・・・


で、戦が強い大谷吉継あたりから「才あるけど、勇気はない」くらいの評価をされる。


けど、回り見渡すと三成みたいな人って組織によくいるんですよね。


で、その手の人が組織で力を伸ばして行くと「あいつは頭はいいし金勘定にはつよいが、戦(実践)はからきしダメだ」的な話がよくでてくる。


ルサンチマンといえばそれまで。


でも、たまにこの手の噂、陰口に過剰に反応する人がいて「戦(実践)で成果を挙げる」ということで周囲からの承認を得ようとしてしまったりするのです。


で、そこに固執して自滅していく・・・。


この映画の三成もそんな感じですね。人間が自滅して行く映画、としてみると秀逸な映画だと思いました。


怖いものの怖さを知るのが勇気だとしたら、得意でもないことに向こう見ずに突っ込むのは蛮勇ってやつなんでしょう。


たぶん、人間は得意な分野を徹底してやればいいんです。


けど、人間には不足しているものを欲しがる気持ちがあるし、何かに秀でた人は「やればできる」って全能感があったりもする。


更に、人は外部からの評価を気にしがちですから「外部から見られたイメージ」としての自分に固着してしまったりもする。


そんなこんなで、得意な分野から手を広げていってしまうのでしょう。


こと、ここにおいては人のことはよくわかるが、自分のことはよくわからないものだと思います。


だからドラッカー博士が、ことあるごとに「自らの強みを基盤とする」と言い続けたのでしょうね。

December 13, 2012 |

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