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2013.01.01

年の瀬に映画の神様が降臨した?

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あの場所(映画館)は、一歩踏み込めば異次元になる結界です。映画は、結界に住む神様への奉納物です。(中略)


この神様は、捧げられた映画を喜ぶというよりも、映画を観て人間が喜ぶのを何より楽しんでおられる。村の鎮守の神様と一緒です。(『キネマの神様』原田マハ P136)


自分の師匠筋が会話の中で映画の話をさらっと出すのです。


それも、今ばりばり公開している映画の話。


昔は、「あんなに忙しそうなのによく映画観てるよなあ・・・」とただただ感心していただけだったのです。


が、「今年は、師匠筋が語る映画の話についていけるようになろう」と思って意識的に予定を入れて行くようにしました。


目標とした数には遠く及ばなかったけど、それなりに映画館に足を運んだ一年でした。


さて、年の瀬にたまたま立ち寄った有楽町の本屋でこの本を買いました。


一度も読んだことのない作家さんでしたが、「読むと、映画が観たくなります」との手書きのPOPにあおられました。


いやややや、夜にワインを飲みながら、朝は風呂に入りながら一気に読んでしまいました。素晴らしい物語ですね。


作り手の映画にかける愛情や情熱


自分は、それを体感するのはDVDでは限界があると思うのです。やはり、映画館に時間と労力とお金をつかって足を運ぶという作業が必要だと思うのです。


作り手が与えてくれる情熱や愛情に相当するお供え物(?)を、観客であるこちらも差し出す覚悟(?)が必要であると思うのです。


映画館でたまたま同じ空間に居合わせた観客ってのは、時間と空間を一時的に共有する同士みたいな存在で・・。


自分にとってダメな映画が続いても、時に素晴らしい映画と出会えるという「いいこともあれば悪いこともある」・・・


それは、陳腐な表現になりますが、まさに人生の縮図みたいな場所であると思うのです。


そこには、もしかするとある種の神様の配剤が働いているのかもしれませんね。


今年もいい出会いがありますよう。

January 1, 2013 |

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