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2013.06.04

やれるけど、やらない

やれるけど、やらない


オーナー社長であれば、会社の経費を比較的自由に使えます。親族が役人になって働いてもいないのに給料を出すこともできます(もちろん、違反です)


社員の給料から天引きした社会保険料を資金繰りに使うことも理屈上は可能になったりもします。


出社時間だって自由にできるし、休みたい時には休める。


意のままにならない人間を(意のままにならない、という理由だけで)配置転換することもできるでしょうし、シンパ(?)だけで近くを固めて派閥(もしくはそれに類するもの)をつくることもできる•••


その他、やろうと思えばできることはいろいろとあります。


けど、権力(社長という仕事は一つの権力です)を持たされた人間は「本当にその権力を持つにふさわしいかどうか?」を試されるような気がするんです。


だから、「やれるけど、やらない」という美意識が必要になってくるのです。でないと、裸の王様になってしまいますしね。行き着く先は•••イタい大人です。


人間は都合よく自分の認知を書き換えるのが得意な生き物ですから、美意識をずっと持ち続けるのは案外と大変です。どんどんと解釈が拡大されたり、緩和されたり、合理化していきますからね。


だから、ここは時間戦略。時間をかけて習慣化していく必要があるのでしょう。


仕事の美意識ってのは、たぶん「損得」「効率」「快楽」とは一種対極にある世界観なのです。


逆をいうと、「損得」「効率」「快楽」がでてくる局面では仕事の美意識が試されているということになるのかな、とも。


いうはやすく、行うは難し••• だからこそ、くどいですが時間戦略なのでしょう。

June 4, 2013 in 人間の美意識について, 経営をするということ |

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Comments

青タンさん>コメントありがとうございます!

いぜん、話にきいていたおじさんですね。

自分は、「移動はなるべく安く」をモットーにしているので、ビジネスクラスに乗ることはまずないですが、グリーン車はケースバイケースですね。

社内で仕事するときはグリーン車、寝る時は普通車かな。

そいやビルゲイツが飛行機は必ずエコノミーって聞いたことがあるんですが、本当なんでしょうかね?

いずれにせよこのことってのは何かしらの意識をもってやれば、グリーンだろうが普通だろうがノープロブレムなのだと思います。

Posted by: 大塚和彦 | Jun 7, 2013 12:55:43 PM

自分の父代わりの人は、こういうことは、徹底していた人でした。


地元に工場を幾つも立てたので、式典があった時、知事に出迎えて貰った時、大騒ぎになったそうです。


知事は、「当然、グリーン車で来る」と思って待ってたら、普通車で降り立ったので、びっくりしたみたいです。


それ以来、その県では、グリーン車禁止になったとか(笑)


「グリーン車が早く着くならともかく…」というおじさんでしたが、そうして、小さな会社を一部上場にした人でした。


皆さんが使っている携帯電話に必ず使われている技術を持っている会社です。


自分にとっては、ステテコ姿のずうずうべんのおじさんでしたが(笑)


このブログで、おじさんのこと思い出したので、週末は、お墓参りに行きたいと思います。

Posted by: 青タン | Jun 5, 2013 12:13:22 AM

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