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2013.06.12

「自分の生活感の感想」と自分の意見ってのは違うと思うんだよね

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かつて、「ミクシィ」は一世を風靡しましたね。


新聞に載っていた野村総研の調査によると2300万人が使用経験あり、だとか。


この会社が上場した頃は「ミクシィは盤石なビジネスモデルだ」と自分は思ったものです。


だって、スイッチングコスト(マイミクって存在がいるので、ユーザーが他の同種サービスに変えにくい)が高いですし、日本語ってのが海外のSNS業者にとってはかなりの参入障壁になると思ったし。


ただ、結論からいうとここはフェースブックがキラ星のごとくやってきて市場を奪ってしまいましたね。


心理的なスイッチングコストはあるものの、ユーザーはツイッターやフェースブックを同時並行で使いはじめたわけです。


で、「日本語ゆえの優位性」ってのは海外IT事業者にとっては参入障壁にならなかったというわけです。


さて、ミクシィの社長が変わったようですね。


自分の感覚からいうと、ミクシィを復活させるって仕事はすんごく難しい仕事に思えるわけです。


少なくとも、自分の回りではミクシィ狂想曲(?)の頃のような感覚であのサイトに向かっている人は少なくなっている。で、970万人がすでに退会(あるいは幽霊会員)なんてデータをみると「難しいなあ」という思いを強くするわけです。


でも、今朝の新聞を読んでいて思ったのですがまだ1000万人がユーザーとして活動しているそうなんです。


1000万人って•••スゴい。それを聞くと、「へええ〜まだまだビジネスはいくらでも展開できるじゃん」とか思うわけです。


何が書きたいか。


自分らは自分をとりまく生活感から物事を判断しています。そこが、すべての認知のスタートになります。


けど、そんな生活感ってのは非常に小さなものであって大局的な観点からいうと虫けらみたいに小さかったりするわけです。


仕事をしていると「自分の生活感及びそのちょっと周辺」からしか物事を見ることができない人ってのがいます。


けど、自分の生活感なんてのは世の中のスタンダーとでは当然ないわけですし、そこに固着するのもバカげた話なのです。


「自分の生活感からだけの感想」ってのを「自分の意見」なんて思っている人は世の中にゴマンといるでしょう。


物事を考えるにあたり、「自分の生活感」からスタートするのは自然でしょう。けど、仕事の場合はそこからレイヤーをあげたり、範囲を広げていくことが必要なのです。


ここは、想像力だとか自分を打破する力とかの世界です。


ホワイトカラーがホワイトカラーの仕事をしているゆえんはこの辺につきると思うのだけどね。


という自分も、自分の生活感だけからミクシィって会社を見ていました(自分は幽霊会員で6年くらい日記を書いてません)が、今日の『日経MJ』みるとすごいリソースをもっている会社ですね。


日本人としては、海外発のフェースブックではなく、ぜひミクシィに頑張ってもらいたいものです。

June 12, 2013 in 経営をするということ |

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