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2013.06.11

人間はなんで所有したがるのだろう?

一般的に人間は所有したがる生き物です。


お金はいうに及ばず、家や車といった財産や恋愛相手。価値観や信念といったものにいたるまで、所有をしたがります。


で、時として「所有したものを守るために自分が存在する」なんて本末転倒なことが起きるわけです。


1996年の春、自分ははじめてつとめた会社を2年と11ヶ月で辞めました。


それだって当時としてはそれなりに悩んだわけです。


そこには、「せっかく勤めたのにもったいないじゃないか?」って意識が確実に存在していたのですが、それだって「会社員という立場の所有」の放棄だったわけです。


一度所有したもの


それを手放すというのはエネルギーやパワーが必要なわけです。


たぶんなのですが、所有は「変わらないものを求める人間の心理」に起因した行為なのだと思います。


自分らをとりまくものは「変化するもの」ばかりです。というか、「変化しないものなど存在するのか?」ってもともとが不安定な世界を自分らは生きています。


そんな中でお金やモノを所有することや信念を持つことは、「周囲のものを自分のコントロール化に置き、変化しないものに取り囲まれようとする営み」のような気がします。


そもそも、所有なんて行為は小難しいこと抜きに「欲しいから欲しい、以上」でいい世界だと思うのです。


けど、人間ってのは自分の事が一番よく分かりませんから「消費したり、信念を持ちたがる自分の気持ち」から「安定した、安心した自分を求めている気持ち」に気がつくことも大事かと。


だって、世の中は安定など全然していないし、無常ですしね。モノや信念の所有で永遠の安定がもたらされるなんてことは絶対にないわけですし。

June 11, 2013 in 人間の認知について |

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