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2013.07.03

実感を感じられると強さになる

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たまたま観たテレビで、お笑いの山田雅人さんが東大を受験していることを知りました。


次で7年目らしいですね。52歳の挑戦らしいです。


で、それについて「識者」がいろいろと語るわけです。


「不安の裏返しの挑戦だ」だとか「プロの立場(たしかカリスマの受験の先生だったかな?)から見たら、絶対にムリ」だとか。まあ、無責任ふりまき放題なのです。


テレビ番組のもつ娯楽性がこの辺にある、とは思ってはいても「人の人生に無責任に意見をいう大人」ってはイヤなものですね。


それを「役割」と自覚してコメンテーターをやっているならまだいいですけどね。どう考えてもそう思えない「識者」ってのが多すぎるような気がします。


まあ、この記事だってテレビや芸能の事情を一切無視した「無責任ふりまき放題」な意見ですが(笑)


まあ、それは置いておいて。


番組の最後に娘さん(たしか大学生)が山田雅人さんへの手紙を読んだのです。酒を飲んでいたので内容はちと不確実かもしれませんが、確かこんなメッセージでした。


「(略)10年ほどまえにお父さんのライブにいった。80人くらい入る会場で、お客さんがたった一人だった。


お父さんは必死になってそのお客さんに対して芸をしていた。私は休憩中にそのお客さんが帰ってしまわないか気が気でなかった。


舞台が終わってお母さんを含めて食事にいった。お母さんは『素晴らしい舞台だった』といっていたが、私はどことなく恥ずかしかった。このままお父さんがお笑いでやっていけるのか不安に思った。


けど、あの時に一番不安だったのはお父さんだったのですよね。


(以降略)東大受験、頑張ってください」


生活をしていると、「実感はいまいちできないけど、なんとなくそうだろうなと思っている」ことっていっぱいあると思うのです。


けど、実感が確として感じられないから、人はたまにブレるわけです。


「本当にこう思っていいのかな?」とか思考をめぐらせるわけです。で、時に思考はネガティブな方に向かっていったりするわけす。で、事実とはまったく反対の方向に勝手に自分から進んでいったりするわけです。


でも、「こいつ、自分のこと分かっててくれたんだな」と実感を感じられると、そこにブレがおきにくいと思うのです。


未来永劫とはいえないでしょうけど、強さや安定感が違ってくると思うのです。


その強さや安定感は、当然ですが挑戦すしたり、生きたりするエネルギーになるのでしょう。


人間は、強さや安定感をもらう存在であると同時に、それを与える存在でもあるということ。


「自分は強さや安定感が得られない」って人は、もしかするとクレクレ星人(もらうことに汲々としている人)なのかもしれませんね。


ここは偉そうなことはいえないのですが、与えることで得られる世界観ってのが存在しているような気がします。

July 3, 2013 in 人間の美意識について |

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