« 「いいこと」と「わるいこと」と | Main | 今日は東北へ »

2013.11.27

四谷で一人酒@中華料理屋

1

四谷で予定があって、そのまま一人酒。


その昔から1人で酒を飲むというのは嫌いではない。ってか、むしろ好きな方。


5千円を握りしめて初めて渋谷ののんべえ横町に1人でいったときは、ずいぶんと大人になった気がしたものな。たぶん、いまから25年くらい前。。。


まったく知らない場所で、まったくしらない店に入って、まったく知らない雰囲気の中で酒を飲むというのは、なんともいいがたい感覚。


大人が大人になったのを実感できる数少ない場面じゃないかしら・・・。


つらいことやしんどいこと、生きていればあまた存在する矛盾や葛藤を言葉に出さず解消しようとする場所、それが酒場の一側面だと思うのですわ。


表現すれば楽になると分かっていても、腹のそこにぐっとしまって耐える覚悟を決める場所、それが酒場の一場面だと思うのですわ。


個人的な意見ですが、ビールやサワーでは自分が抱える矛盾や葛藤は消化できないんです。


矛盾や葛藤を一時的に忘れる、ということができるだけ。むしろ、自分の中にある激質(ラジャス)の部分に火をくべるだけ。


それは、欲を増長させ、矛盾や葛藤を拡大させ、時にますます自分をしんどくさせる。。。


けど、日本酒やワイン、ウィスキーは、矛盾や葛藤を根本から溶かしてしまって、「まあ、いいか」と思わせるような力があるような気がするんですね。


明治維新は酒場から生まれた


なんて話がありますが、明治の志士がビールやサワーを飲んでいたらあんな時代のムーブメントは起きなかったと思いますよ。


日本酒だったからこそ、集う人の矛盾や葛藤がどんどんと溶けて、人間本来のエネルギーが社会変革へと存分に向いたのだと思いますわ。


これから熱燗の美味しい時期ですね。

November 27, 2013 in 人間の成長について, 仕事のことについて |

TrackBack

TrackBack URL for this entry:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/41436/58654235

Listed below are links to weblogs that reference 四谷で一人酒@中華料理屋:

Comments

Post a comment