力がないと、力のある先生を選べない
人は、「自分が理解できる範囲」しか理解できません。
だから、「理解している範囲が広い人間」と「それが狭い人間」とでは会話がなりたたないことがままあるわけです。
「自分が理解できる範囲」を広げていく時に役に立つのが知識。
けど、本ひとつとったって読み方があるわけです。
この世には「頭から読んだら意味が分からない本」ってのがかなりあります。で、困ったことに古典だとか名著だとか「読んでおくといい!」といわれるものにこの手のものが多いようです。
ここは先生の助けを借りないと、「暗闇の中で、電灯も持たずに、手探りで、なくし物を探している」みたいになってしまうわけです。努力が徒労になってしまうわけです。
「難しい本を読んでも理解できない」ってのはちゃんとした先生に学んでないからなんです。
では、その先生はどこにいるか?
これは、探すしかないわけです。自分にぴったりの先生がどこかにいることを信じて探すしかないわけです。
職業として先生をやっている人かもしれませんし、職場の上司かもしれません。近所のおじさんだったり、同じスポーツクラブに通う仲間かもしれません。
出会いは、運が大きく左右する世界かもしれまんね。
ただ、面白いもので力のない人は力のない先生を選んで、力のある人は力のある先生を選ぶようです。
ここは、分相応の世界・・・。
自分自身の「範囲」を広げていくことは、もしかすると「力のある先生」に出会うために必要なことなのかもしれません。
January 9, 2014 in 尊敬する人、または師匠筋人間の成長について感じたこと | Permalink
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