« 使命に「命」を「使」われる | Main | ブログは孤独なメディアだからいい »

2014.01.03

「スーパーヒーローな一面」に光をあてる

1

今年の元旦は、赤坂氷川神社で初詣。その後、六本木で本屋に寄りました。


『芦原英幸正伝』


伝説の空手家、芦原英幸さん(1944〜1994)の評伝が発売されていたとは・・・つゆ知りませんでした。

2


芦原英幸さんは、昭和50年代に人気劇画『空手バカ一代』に「ケンカ十段」のニックネームで登場。


格闘家としての圧倒的な実力、大多数に対して孤軍戦いを挑む勇気、ユーモア&人情味溢れるキャラクターが昭和の格闘ファンを魅了します。


四国の松山に本拠を構え、メディアに露出する機会が少なく、50歳の若さで逝去されたために「伝説の格闘家」になっていたわけです。


その伝説の格闘家と交流があった著者による評伝ですから、マニアにはたまりません。元旦から一気に読みました。


読了して、元旦に訪れた赤坂氷川神社のご祭神・スサノオが芦原さんにオーバーラップしました。


暴れ者の八岐大蛇を退治したスサノオ。ケンカなら負け知らずで四国の空手界を制覇した(劇画上では)芦原氏。


どちらとも、「スーパーヒーロー」でした。


そんなスサノオは泣き虫な神様でした。母のイザナミがいる根堅州国に行きたい、とないてばかりいました。一方の芦原氏もこの評伝によるとスゴく気が弱く、臆病な部分があったようです。


どちらともが持つ、「スーパーヒーローの二面性」・・・。


たぶん、人は誰しも自分の中に「スーパーヒーローな一面」を持っています。


けど、そんな素晴らしい一面は、光があてられずにフタをされていることが多くはないでしょうかね?


「自分は弱いところがあるから・・」といった思いや、「スーパーヒーロー」な部分をオープンにすることで受ける他人のやっかみや誤解などを考えてしまって、「無きもの」にしていることがないでしょうかね?


「破天荒で強い自分」と、「臆病で泣き虫な自分」と


自分の二面性を自覚しつつ、「スーパーヒーロー」な部分に光をあてて出し尽くすこと。


たぶん、それこそが人間が「内なる本分に従う生き方」なのかもしれません。


2014年の元旦をそんな思いで迎えました。本年もよろしくお願いいたします。

January 3, 2014 in 感じたこと, 観た映画、読んだ本、行ったイベント |

TrackBack

TrackBack URL for this entry:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/41436/58872796

Listed below are links to weblogs that reference 「スーパーヒーローな一面」に光をあてる:

Comments

Post a comment