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2014.02.05

経営学についてちょっと考える

「大企業の役員と対等に経営の話ができる」


会社を創ったころ(2001年)、そんなことを思って経営の勉強をしました。


ポーターの「競争戦略」、ドラッカーの「企業の強み分析」「ユーザーのギャップ分析」、コリンズの「ビジョン経営」、日本発の「暗黙知経営」、当時流行していた「ゲリラマーケティング」・・・


で、それらはそれなりに自分の血肉になりました。成果に直結するものも確かにありました。


けど、いつからか経営学の語るところの経営ってのはどこかに違和感があるように感じてきました。


それは、「経営理論が現場で使えるわけないじゃん」という現場主義的な意味ではなくて、もっと根底レベルでの違和感ですね。


「なぜ、うちの会社が存在しているのか?」


経営学的にいうと、それは「ニーズがある商品(サービス)を他社よりも低価格か高付加価値で提供しているから」ということになるのでしょう。


けど、「なにゆえ、その商品(サービス)を提供するようになったか?」ということを考えてみるとき、ほとんどの経営学では「人間が主体的に考えて商品(サービス)を考えた」というスタンスにたっています。


けど、それだけじゃないと思うのですよね。


で、たぶん経営学ではこの「それだけじゃない」という部分を追っかけることができないのです。こまかな事情はわからないですが、学問として成立しないのかもしれませんね。


経営の世界には、「たまたま」だとか「想像もしていなかったけど」だとかいうことがよくあります。


で、優秀な経営者であればあるほどこれらをうまく活用している。ってか、「それらのできごとをうまくマネジメントしてるんじゃね?」とすら思える人だっているわけです。


たぶん、ここは「人間に与えられし使命」と「経営者の志」って話のような気がするんです。


「志あるところに、経営者としての使命がやってくる」って世界観。


おもしろいのは、「志がなくても、使命がやってくる」こともあれば、「志は強いけど、使命がやってこない」ってこともあること。


ここらへんの差配は関心がありますが、とうていワタクシなどには分かるわけもなく・・・。


ということで、「大企業の役員と対等に話ができる」からスタートしましたが、MBA的な話にはもはや関心がほとんどなく・・・(笑)


でも、ここらへんのことを「あーだ、こーだ」というあたりに自分の使命があるんじゃないか、という予感もあったりもするわけです。

February 5, 2014 in 人間の成長について, 仕事のことについて, 経営をするということ |

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