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2014.02.04

謙虚と自己否定との間

「自分を肯定せず、いじめるのが好き」


無意識にそういうスイッチが入る人、案外と多いと思うのです。


かくいう自分もたぶんその一人。


そんなだから30代の頃は、「まだまだ自分なんか・・・」って常に思っていて、何かに駆り立てられるように動いていたわけです。


「ユニクロやソフトバンクの社長から見たら自分なぞは仕事ができない人」ってのが口ぐせだったわけです。


たまに、人様から褒められたりすると「いやや、自分なんか・・」というスイッチがすぐに入るような人間だったわけです。


そんな自分が、「謙虚なワタシ」だと思っていたんですね。


けど、本当にそれが「謙虚」に基づくものなのか?とあるとき思ったわけです。


人間社会には、「自己評価が高くて傲慢」「自己評価が低くて謙虚」ってステレオタイプの人ばかりが存在しているわけじゃないわけです。


「自己評価が高いが、人として謙虚」


って人もいれば


「自己評価が低いが、人として傲慢」


なんて人もたくさんいるわけです。


たくさんのパターンがある中で、時に人は「『人として謙虚でありたい』という隠れ蓑(?)の元で、自己評価を低くして生きる」という生き方を選ぶようです。


自己評価を低くするのは、アドラー流心理学的にいうとそれが「今の自分にとって何かしらのメリット」があるから。


自己評価を低くすることで得られるメリットが、「いま、この場所で」存在するからなのだそうですね。


「謙虚は美徳だけど固着するものじゃない」


「謙虚」と「自己否定」とがごっちゃになった人には、こういうテキトーさが必要なのかもしれませんね。

February 4, 2014 in 人間の認知について |

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