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2014.02.21

結果は大切なものなり、されど執着せず

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「契約さえとれれば、一日中寝てたっていいんだ」


住宅の歩合営業をしていた16年ほど前、上司によくいわれました。


たまたま、その頃に読んでいた本がでてきました。(ちなみに、著者の丸山景右さんはそんなことは書いていません)


「仕事は結果が全てである」


たしかにそれは事実。結果(売上や契約)がなければ給料だって出ないし、事務所の家賃だって払えない。


けど、いにしえから続く哲学や思想の多くは「行為の先にある結果の放擲(手放す)」を異口同音にいうわけです。そこに人間本来の自由、ひいては人のしあわせがあるといっているわけです。


編纂から2,000年以上経つヨガ哲学『バガヴァッド・ギーター』だって、中国の代表的な古典『老子』だって、自分には「行為の先にある結果に執着しない方がいい」と読めるわけです。


「仕事は結果が全てだ!」みたいなイケイケな会社に席を置かせていただいた人間が、何かの縁から会社を興して、そのうちにギーターや老子を手に取るようになった。


これは、「『行為と結果』について社長というちょっと難しい立場でお前なりに考えなさい」という使命を自分は与えられているのかもしれませんね。


今の自分は、


結果に執着するエネルギーを創造(行為)に向けること


たぶん、それだけで見えてくる現実ってだいぶ変わるんだな、と感じています。感覚的には、「結果は大切なものなり、されど執着せず」って感じでしょうかね。


追記
この頃は、飛び込み営業をよくやりました。


確か2,750軒訪問すると1軒契約できるってデータでしたね。


今思うと、優秀な営業マンはたんたんと訪問数だけこなしていた(=行為にエネルギーを集中させていた)ように思えたりします。もちろん、工夫や改良を重ねながらですけどね。


結果に執着をしてしまうと、工夫や改良ってところにいくエネルギーが分散されてしまうような気がしますね。

February 21, 2014 in 人間の成長について, 仕事のことについて, 感じたこと |

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